“鞄の街 豊岡”が『豊岡鞄とつくる「夢のかばん」プロジェクト 2024』を発足

2024-05-18 08:00

全国には「ジーンズの街」や「タオルの街」と呼ばれる地域があるが、「鞄の街」があるのをご存じでしょうか?それは兵庫県豊岡市。奈良時代から始まる柳細工を起源とし、江戸時代には柳行李(ヤナギコウリ=柳で編んだ箱型の入れ物)で栄え、大正以降は新素材の採用とミシン縫製技術の導入で鞄の生産地となって、今や「日本製の鞄」を生産する拠点として注目を集めている街なのです。記者は7年ほど前にコウノトリの取材で豊岡市を訪れたことがありますが、街中には鞄の自販機があったり、鞄クリエーターを育てるスクールがあったりと、街のいたるところに何かしらの“鞄”に関するものがあるのが印象的でした。

そんな、鞄づくりにおいて1200年の歴史をもつ豊岡鞄ですが、他の伝統工芸品や地方のものづくり産業と同様に昨今の少子高齢化の進行を原因とする後継者不足が問題になっているそうです。そこで今回、兵庫県鞄工業組合では子どもや未来のものづくりの担い手に、ものづくりの魅力を伝え、その楽しさを感じてほしいという思いを込めて『豊岡鞄とつくる「夢のかばん」プロジェクト 2024』を発足することに。5月16日(木)には東京KITTEにて発足式が開催されました。

プロジェクトを代表して挨拶する兵庫県鞄⼯業組合副理事⻑のマスミ鞄嚢(ほうのう)代表取締役 植村賢仁氏。

兵庫県鞄工業組合「豊岡鞄」シナジープロジェクト委員会委員長の株式会社ナオト代表取締役 宮下栄司氏によってプロジェクトの発足が宣言されました。

発足式が無事に終了した後は、この日のために選ばれたちびっ子たちによるワークショップが開催されました。

ワークショップの第一部はミニチュアボストンバッグ制作。あらかじめ型抜きされた皮を組んでいくと小さなバッグが出来上がり。みんな楽しそう。

第二部は「夢のかばん」をちびっ子たちが自由な発想でデザイン。みんな思い思いのかばんを画用紙に描いていました。

描き上がったデザイン画を手に、参加者全員で記念撮影。今回ちびっ子たちが描いたデザインは、豊岡鞄のプロジェクトチームによって実際に鞄として製作して、描いた本人に贈呈されるそうです。今回の体験がきっかけで将来、鞄職人を志すちびっ子たちがいるかも。期待してその時を待ちたいですね。

  1. 不正な改造車から外れたタイヤが直撃 女の子(当時4)は今も意識不明の重体 運転の男に執行猶予付きの有罪判決 札幌地裁
  2. 万博の子ども“無料招待” 小学校の先生は悲鳴「安全に生徒を連れていけない」「予約できたパビリオンは1つだけ」保護者からも不安の声【news23】
  3. 【SUPER BEAVER・渋谷龍太】開演1時間半前の延期を謝罪「ギリギリまでどうにかならないものかと手を尽くさせてもらったため、直前のタイミングになってしまいごめんなさい」
  4. 「速やかな調査開始を」赤ちゃん取り違え被害の男性(67)が都庁担当者に求める 生みの親の調査命じる東京地裁判決を受けて面会
  5. 「集団自決」や「住民虐殺」アメリカ軍が上陸した沖縄・伊江島の悲劇 「遅かれ早かれ死ぬんだ」語り継ぐ男性の、当時7歳の記憶【戦後80年】
  6. 【中森明菜】 「事実無根のSNS投稿やブログ記事が発見されております」 公式サイトで注意喚起 「発信元や内容を十分にご確認いただき、不確かな情報に惑わされることのないよう」
  7. 全裸男、西村大輔容疑者 奪ったタクシーを100キロ超のスピードで運転し事故か 防犯カメラには“衝突音がひびく様子”記録 埼玉県内で20件以上の事件・事故に関与の疑い
  8. 【飯田里穂】双子出産を報告「桜が満開の、よく晴れた日に双子を出産しました」 ファンからは「りっぴー頑張った!!双子ちゃんが、これから健やかに育ちますように」「幸せなお写真に涙がでます」の声
  9. 【安田成美】夫・木梨憲武さんと南米インカ旅 アルパカ込みの絶景バックに笑顔
  10. 【ののちゃん】 「歯抜けって便利だね 口開けないでチュッパチャプス食べられるよ!」 最新ショットに反響 「歯が抜けてるのも笑顔も可愛い」「貴重な歯抜けを満喫してね︎」
  11. 警察庁が自転車「青切符」反則金額を公表 「スマホ“ながら運転”1万2000円」「信号無視6000円」「イヤホン着用、傘差し運転5000円」など113の違反対象
  12. 北京郊外で橋が崩落 ケーブル火災が原因か