オランダ在住の京子(@kyokodekker)さん。
いつも通りスーパーで分厚いお肉を薄切りにカットしてもらっていたところ、店員さんが「一体この薄切り肉で何を作るのか聞いてもいい?」と、恐るおそる聞いて来ました。
そこで、京子さんがそのワケを説明したところ、食文化の違いを知り納得されていました、という内容をTwitterに投稿されると、大きな反響を呼びました。
※こちらは、2020年2月FUNDOで公開した記事を再編集したものとなります
ナイフとフォークの国の人には謎だよね
その時のエピソードがこちらです。
今日も素晴らしい薄切りを作ってくれたスーパーの人が「一体この薄切り肉で何を作るのか聞いてもいい?」って恐る恐る言うので、お箸の国の人はナイフで切りながら食べないので最初から薄切りだと食べやすいので薄切り料理レシピが沢山あるのよ、って言ったらメチャ納得してた。そりゃ謎だよね。 pic.twitter.com/vAku6dPD8O
— 京子@オランダ?? (@kyokodekker) February 19, 2020
「お箸の国の人はナイフで切りながら食べないので、最初から薄切りだと食べやすいので薄切り料理レシピが沢山あるのよ」という説明を受けて、納得されたというお店の人。
考えてみると、ナイフとフォークを使えばお肉を食事中に切り分けるのも容易ですので、ステーキのようなかたまり肉や、ある程度厚さのある肉料理が多くても問題ありませんよね。
しかし、箸文化だと大きな肉のかたまりをどんっとお皿に盛られることはあまりありません。
そうした食文化の違いもあって、「おにくをわざわざこんな薄く切ってどうするんだ??」とお店の人も疑問に思っていたのでしょうね。
欧米諸国には薄切り肉はない?
そういえば筆者も、ドイツ在住時に「しゃぶしゃぶをしよう!」と思い立ったはいいものの、その時はまだ薄切り肉が現地で主流でないことを知らず、スーパーを何件もハシゴした経験があります。
アジア食品スーパーに駆け込んだことで事なきを得ましたが、日本のように薄切り肉がスーパーに並んでいないことに衝撃を受けたのを覚えています。
また、今回のエピソードの逆パターンで、日本のスーパーやお肉屋さんが海外の方のオーダーに謎を感じていることもありそうですよね。
食文化って面白いなぁ!