東京・千代田区は、来月から「加熱式たばこ」の路上喫煙者に対し、罰金の徴収を始めます。
千代田区は来月から条例に基づき、区内全域で「加熱式たばこ」の路上喫煙者に対し、罰金の徴収を始めます。罰金は2000円です。
区は2002年に全国で初めて路上喫煙を禁止し、罰金を科す条例を制定していました。
ただ、「加熱式たばこ」は「電子たばこ」と見分けがつかないため、これまで対象としていませんでした。
しかし、区の担当者によりますと、近年「加熱式たばこ」の喫煙者が増え、区内の住民から「加熱式たばこ」の吸いがらのポイ捨てに対する苦情が多数寄せられたことから、対象を拡大したということです。
区の担当者は、「たばこを吸われる方は、喫煙所をご利用ください」と呼びかけています。