3日の東京株式市場で日経平均株価は寄り付き直後から大幅に値上がりし、一時1000円以上上昇しています。
きのう、日銀の植田総裁と会談を行った石破総理が個人的には「追加利上げの環境にはない」と発言したことで、日銀の追加利上げの時期が予想よりも遅れるのではとの見方が拡大。
さらに、昨夜アメリカで発表された雇用関連の指標がアメリカ経済の底堅さを示す内容だったことも相まって、円相場は一時1ドル=146円台後半まで急速に円安が進行しました。
これを受けて東京株式市場では、採算の改善が期待される輸出関連株などを筆頭に、幅広い銘柄に買い注文が相次いでいます。