10月12日より有楽町 SusHi Tech Squareにて「エモーション・クロッシング展」開催!「感情×テクノロジー」による表現と新体験

2024-10-12 22:20

10月11日に、有楽町 SusHi Tech Squareにて「エモーション・クロッシング展」報道内覧会が行われた。今回第4期となる本展示会では、未来の東京について考えるきっかけをつくることを目的とした、先端テクノロジーと感情をテーマにしたアートを展示する。

作品に込めた想い

コンテンツのクリエイティブディレクター・亀山淳史郎氏は「この施設SusHi Tech Squareは、2022年よりクリエイティブとテクノロジーをテーマに東京の未来の暮らしを体感できるような展示を進めています。今回4回目となる展示は感情をテーマにやらせていただきます」続けて、「それぞれの展示は、皆さんの中にあるんだけれども、実はまだ気づいていなかった感情みたいなものが芽生えるきっかけになって、それを誰かに伝えたいなとか共感・共有したいなっていうふうに思えるような仕組みっていうのも作っていただいています」と口に。「願わくばさまざまな感情が気づかれ共有され、未来の暮らしに向けて育まれていくようなそういう場になればいいなと思い、この展示を作らせていただきました」とコメントした。

続いて行われたメディアツアーでは、それぞれの展示を見ることができた。見学した「常温サウナβ Laughter Meditation」は、日常でよく使われる顔文字「笑い泣き」とサウナを融合させた作品になっていた。

キュレーターの松田将英氏は「世の中で一番使われている文字の笑い泣きが、どういうふうなアクティビティを持っているのか、どういう存在として皆さんが普段使ってるのかっていうことを問いかける作品を作ってきました。そしてサウナはじっと暑いところにこもって自分と向き合う感覚もすごくあるので、今回はサウナをイメージした椅子やタオルなどを置いていただいてます。音楽や映像はサウナをイメージしながらいかに自分に向き合うのかっていうのを意識して作っていただいたので、ご覧いただければと思います」と話した。

続いて見学したのは「Strange Deep Forest」。仮想の森を独自の香りで表現し、特製マスクをつけることでより感情が解放できる仕組みになっている。キュレーターの快歩氏は「マスクや特殊メイクは、普段と違う自分になれたりこの人って普段こんな動きができるんだというのが面白くて作っています。それに合う世界を作るとしたらなんだろうと、不思議な空間にしたら面白いのではないかと考えました。普通の森を作るんじゃなくて、ファンタジーな森を作れたらいい」とコメントした。

「Strange Deep Forest」の展示は10月27日(日)までとなっており、11月1日(金)〜12月25日(水)には「Strange Deep Sea」が展示される。

Japan Global Association株式会社の代表取締役・浜田剛知氏は「まず入ってもらったといった時に一旦ここで深呼吸したくなるような匂い、さらに少しモチベーション的に前向きになれるような効能のある香料を使っています。入り口の浅い方は、草や低木といったシンプルかつ少しネガティブな匂いに感じていただけるように。一方奥はうっそうとしげる森の匂いに、きのこや花、虫たちの非現実的な匂いになっています」と香りについて解説した。

AR三兄弟の「スシテック刑事」は、現実と仮想空間を融合させるゲームシステム「AR機能」に注目した作品。AR三兄弟・次男の高木伸ニ氏は「今回展示させていただくスシテック刑事は、名前のとおり刑事体験ができるような作品です。ARはアプリだとついついオフにしがちな機能ですが、今回の作品はARを使わないと解決できないという作品になっています。普段誰もがやってみたいと思うような刑事捜査みたいな感情にもなれますし、ちょっと新しいゲームの体験ができる作品となっています」と解説した。



YUKARI氏の「Emotions Unveiled(解放された感情)」は、3DCGのモニターが目の前の人の表情に合わせて顔の周りにフィルターを映し出す。YUKARI氏は「みんな感情を出すことが苦手な方が多いので、この作品を作ってみました。喜怒哀楽に縛られずに、さまざまな感情を自由に出してみてほしいです」と感情や作品に対する思いを語った。



最後に見学したのは「Crossing Emotions」。タブレットを操作して、展示会での感想を色と感情で表現するというアートだ。タブレットはWebサイトとして作られており、QRコードでスマートフォンからも体験できるアンケートシステムとなっている。

エモーション・クロッシング展は、10月12日(土)〜12月25日(水)まで開催される。テクノロジーと感情が織りなす作品をこの機会にぜひ味わってみてはいかがだろうか。

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