由規、引退会見でファンを想い涙 「よくやったなと自分を褒めてあげたい」 右肩手術を乗り越え17年間の現役生活

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024-10-16 19:15
由規、引退会見でファンを想い涙 「よくやったなと自分を褒めてあげたい」 右肩手術を乗り越え17年間の現役生活

元ヤクルトでBCリーグ・埼玉武蔵ヒートベアーズの由規投手兼コーチ(34)が16日、埼玉県内で現役引退会見を行った。

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「ここ2年、3年はいつ辞めてもいい覚悟」だったという由規。9月に古巣・ヤクルトの始球式で神宮のマウンドにあがり、「神宮で始まり神宮で終わるのが一番綺麗なかたちなのでは」と現役生活を終えることを決めた。

2007年高校生ドラフト1位で5球団競合の末、ヤクルトに入団。プロ3年目の2010年に当時の最速となる161キロをマークし同年に12勝を挙げたが、その後はケガに苦しんだ。

右肩痛を発症し、2013年4月に「右肩関節唇損傷」の手術を受けると、長いリハビリ生活に。「思うようにいかないことの方が多かった」野球人生だったというが、「17年間全てに意味があった野球生活でしたし、よくやったなと自分を褒めてあげたいなと思います」。手術後も、10年以上現役生活を続けた。

「全部がうまくいきすぎていたらもっと早く野球を辞めていたんじゃないかな」と話す。17年間、支えとなったファンの存在について話が及ぶと「ファンの方々がいなかったらここまで出来なかった」と涙を拭い、言葉を詰まらせた。

今後は指導者として自身の経験を伝えていくつもりだ。「勉強もこれからどんどんしていかなきゃいけない。困ったときに自分が寄り添えて逆に選手から聞きに来てもらえる様な、信頼感を大事にしたい」と語った。

■由規(佐藤由規)
1989年12月5日生まれ 宮城県出身 仙台育英~ヤクルト~楽天~埼玉武蔵ヒートベアーズ~ 楽天モンキーズ(台湾)~埼玉武蔵ヒートベアーズ。仙台育英時代は「みちのくのプリンスK」と呼ばれ、2007年の高校生ドラフト1位でヤクルトに入団、プロ1年目の8月に初勝利。2010年に161キロ(当時日本人最速)をマークし、同年に自身最多の12勝。2013年に右肩の手術を受けたが、2016年に1軍登板を果たした。NPB通算は32勝(36敗)、防御率3.66。埼玉武蔵ヒートベアーズでは投手兼コーチで今季は3勝(6敗)。

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