低気圧や前線の影響で、西日本を中心に大雨となりました。長崎県では11月としては初めてとなる線状降水帯発生情報が発表され、冠水の被害が相次いでいます。
【動画】長崎県北部に線状降水帯が発生 平戸で大規模な土砂崩れ、道路通れず
長崎県北部ではきょう未明、県内で11月としては初めてとなる線状降水帯発生情報が発表され、平戸市では午前1時20分までの1時間におよそ120ミリの猛烈な雨を観測しました。
降り始めからの雨量は、松浦市で381.5ミリ、平戸市で374ミリなど、11月平年の1か月間雨量の3倍以上に達しています。
この大雨で平戸市では大規模な土砂崩れが発生し、近くの道路が通行できなくなっているほか、佐世保市では住宅地ののり面が崩れる被害が出ています。
長崎県などによりますと、今のところ、この大雨によるけが人の情報は入っていないということです。