今や、2000億円にも迫ると言われる睡眠市場。都内の家電量販店には巨大な睡眠グッズ売り場も!そんな中、いま注目されているのが「寝返り」に関する商品。そもそも、なぜ寝返りが注目されているのでしょうか。
【写真を見る】睡眠市場は2000億円にも!?快眠の秘訣は「寝返り」にあり!【Nスタ解説】
2000億円にも迫る“睡眠市場” 注目は「寝返りグッズ」
秋の夜長。みなさん、ぐっすり眠れていますか?
10代
「ぐっすり眠れないですね」
30代
「(起床時に)日によってスッキリしている時とそうじゃない時がある」
今や、2000億円にも迫ると言われる睡眠市場。都内の家電量販店には巨大な睡眠グッズ売り場も。
そんな中、いま注目されているのが「寝返り」に関する商品です。
スリープアドバイザー 谷口史彦さん
「寝返りの悩みを持たれているお客様も多いです」
寝返りしやすい枕。軽くて寝返りしやすい布団、さらに中身が特殊な構造になっていて寝返りしやすいマットレスまで。
Nスタスタッフ
「しっかり身体を支えてくれる感じがありますね。ころんとすぐに寝返りを打つことができます」
ユニクロが販売しているのは寝返りしやすいパジャマ▼ウルトラストレッチスウェットセット(3990円)。
360度自由自在に伸びるストレッチ素材のため、寝返りを妨げないといいます。
そもそも、なぜ寝返りが注目されているのでしょうか。
いい睡眠は「寝返り」から!理想は一晩「20~30回」
快眠セラピスト 三橋美穂さん
「快適な睡眠をとるためには、寝返りを適切に打てることが大切」
快眠セラピストの三橋さんによると、寝返りには血行が良くなる効果の他、身体に熱がこもるのを防いだり、ゆがんだ姿勢をリセットしたりすることができるといいます。
理想的な「寝返り」の回数は一晩に20~30回ということですが、自分がどれくらい寝返りをしているか分かりますか?
50代
「(寝返りを)30回くらいしている人って寝られているんですか?」
Q.「寝返り」してますか
10代「してます。意識はしていないけど」
10代「しているんじゃない?わからないよね」
実際にヒトはどのくらい寝返りをしているのか、Nスタで検証してみました。
まずは、毎朝スッキリ目が覚めるという20代の男性スタッフ。壁側に向かって何度も寝返りを打っているのが分かります。その数、24回(睡眠時間6時間)と理想的な回数でした。
さらに、普段から非常に寝起きが悪いという高柳キャスターにも協力してもらいました。
高柳光希キャスター
「夜の12時を回ったくらいです。今から寝ます」
高柳キャスターは全然、動きません。しばらくして1回寝返り。そして、外が明るくなってきてからようやく、もう1回!
寝返りの回数は7時間で2回でした。
高柳キャスター
「おはようございます。7時間くらい寝ましたけど、あんまり熟睡できた気はしないです。眠たい」
快眠の条件は「寝返り30回」
南波雅俊キャスター:
快眠セラピストの三橋美穂さんによると「睡眠7~8時間の方は大体20~30回ぐらいが理想的。首だけ動くなどを含めると50~65回」だということです。
寝返りの定義は、布団に背中がついている状態から、肩がグッと上がったら、1回というカウントになります。
また、寝返りは睡眠環境で変わるといいます。
●枕:肩幅+20cm
●マットレス(布団):硬すぎず、柔らかすぎず
●パジャマ:ゆったり伸縮性がある
最近、伸縮性があり寝返りがしやすい「リカバリーウェア」が流行っていますが、Nスタスタッフが着て、寝てみました。
先ほどの高柳キャスターと比べるとかなり動いてます。別日の映像でも、どんどん寝返りを打ち、7時間睡眠で寝返りが32回。理想的な寝返りの回数でした。
井上キャスター:
寝返りの回数が理想的な回数だと、寝起きは良いんですか?
南波キャスター:
寝起きは非常にいいそうです。リカバリーウェア着始めてから、朝起きたとき、以前より髪が乱れている、つまり寝返りをたくさん打っているのではということです。
自分の寝返り回数を知る方法
寝返りの回数を知りたいという方に、睡眠状態を計測する「マトウス スリープセンシング」(2万3980円)というものがあります。
アプリと連動し、寝返りの回数、心拍数、呼吸の回数などを計算して睡眠を点数化します。80点がちょうどいいぐらいの点数だということですが、ホランキャスターに何日かやってもらいました。
寝返り回数は、最高42回(8時間26分)。睡眠スコアは「77点」。これだけ寝返りをしているのに、スコアは低いです。
睡眠時間は素晴らしいのですが、就寝時間が午前2時と就寝時間が遅いということで、マイナス15点されました。
ホランさん、忙しいのに結構寝ていますね?
ホランキャスター:
イメージで忙しいと思っていただいてるんですけど、本当に寝てるんです。早寝を心がけて、スコアをあげたいと思いました。