防衛省はきのう、ロシア海軍の潜水艦が沖縄県の与那国島と西表島の間の接続水域を航行していることを初めて確認したと発表しました。
防衛省によりますと、確認されたのは与那国島の南およそ50キロ、日本の領海のすぐ外側に位置する接続水域で、ロシア海軍の潜水艦など2隻の艦艇が北東方向の東シナ海へ向けて航行していたということです。
潜水艦は浮上した状態で航行していて、この海域を通過するのを確認したのは初めてだということです。
防衛省は「日本に対する示威行動を明確に意図したもの」として、海上自衛隊による警戒監視・情報収集を行ったということです。