静岡・浜松 小学生4人の列に軽トラが突っ込み女児が死亡 1人重体 現行犯逮捕の運転手「なぜぶつかったのかわからない」【news23】
小学生4人の自転車の列に軽トラックが突っ込み児童1人が死亡、1人が意識不明の重体となっています。警察は運転手の古橋昭彦容疑者(78)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。古橋容疑者は「なぜぶつかったのかは分からない」と供述しています。
軽トラックが突っ込む 小学生1人死亡
24日午後4時半ごろ、小学生4人の自転車の列に軽トラックが突っ込む事故が起きました。女の子1人が死亡、別の1人が意識不明の重体となっています。
記者
「浜松市の事故現場です。小学生の集団に突っ込んだとみられる軽トラックが今、レッカーされていきます。その軽トラの下には潰れた自転車が確認でき、事故の衝撃の強さがわかります」
現場には、自転車の破片のほか、子どもの靴が落ちていました。消防に入った通報によりますと、軽トラックの前輪に女の子が挟まっていたということです。
この事故で、小学生の女の子4人が病院に運ばれ、2人が軽傷、1人は心肺停止の状態でしたが、その後、死亡が確認されました。もう1人は意識不明の重体です。
警察は、軽トラックを運転していた古橋昭彦容疑者(78)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。古橋容疑者は「運転中に怪我をさせたことは間違いない」と供述し、容疑を認めているということですが、事故の原因については。
古橋容疑者
「なぜぶつかったのかは分からない」
現場は動物園入口の信号から100メートルほど手前の場所で、軽トラックは小学生4人の自転車の車列に後ろから突っ込んだといいます。現場は下り坂で、当時、自転車は運転席から見て左側にいたということです。
記者
「前方部分、大きく破損しています。前方部分が何かとぶつかったような跡が確認できます」
現場をよく通る人によりますと、現場の坂道は、運転してみると視界が狭く、勾配も急に感じるということです。
警察は容疑を過失運転致死に切り替え、事故の詳しい状況を調べています。