日本のラーメンは海外でも人気!タイの人気店が“逆輸入” 異国で進化した一杯の特徴は【Nスタ解説】
寒くなってきたこの時季。そんなときにこそ、食べたくなるのが身も心も温まるラーメン。
東京ラーメンフェスタでは、全国から集まった39店舗のラーメンを味わえます。
【写真を見る】TRYラーメン大賞 首都圏トップのラーメン店と2025年注目のラーメン店
全国から絶品ラーメンが集結「東京ラーメンフェスタ2025」開催中
高柳光希キャスター:
気温が下がってきて、ラーメンが美味しい季節になってきました。
23日から「東京ラーメンフェスタ2025」が駒沢オリンピック公園で開催されています。期間は11月3日までで、合計39店舗が出店しています。
中華麺や定番の麺はもちろんですが、2025年の注目店を取材してきました。
行列店が数ある中で注目したのは、秋田が誇る比内地鶏とオマール海老を使った贅沢な味噌ラーメン、秋田香麺会「オマールと比内地鶏味噌ラーメン 1100円~」(※追加トッピングで金額は変わります)。
特徴は、器の周りにある比内地鶏の脂です。一口目に感じるのは、地鶏の旨みですが、食べ進めるとオマール海老の濃厚な味わいも楽しめます。
来場者(20代)
「麺をすすったとき、香りがとても海老でした。(海老と味噌は)半々くらいでちょうどいい感じ」
続いての注目店は、茨城県の人気店が出している濃厚な鶏白湯のつけ麺、活龍「濃厚雲丹つけ麺 1100円~」です。(※追加トッピングで金額は変わります)
こちらの特徴は…
活龍 飯山勝也 部長
「生うにをいれて煮込んでいる。うにの軍艦が6、7貫文ぐらい(1食に)入っているかなと」
極太麺に絡むウニスープは、贅沢で至福の一杯です。
タイで最も予約困難なラーメン店が“逆輸入”
高柳キャスター:
日本のラーメンは、日本のみならず海外でも人気となっている中、海外で作ったラーメンが日本に“逆輸入”されているパターンもあります。
タイで最も予約が困難なラーメン店「新道らぁ麺」は、バンコクから車で1時間ほどかかる立地にもかかわらず、オープン前にはかなりの行列ができています。そんな大人気のお店が「新横浜ラーメン博物館」に28日(火)にオープンするということです。
なぜ、これほど人気なのか。
特徴として、かえし(タレ)は▼あさり、▼昆布、▼ムール貝、▼干しシイタケなど、魚介類を中心とした和風だしとなっています。ただ、タイでおなじみの調味料「ナンプラー」、そして「オイスターソース」をブレンドしているということです。
“逆輸入”されたラーメンは過去にも
過去にも“逆輸入”されたラーメンがあります。
新横浜ラーメン博物館に期間限定で以下のような店舗がオープンしていました。
▼2013年~2014年 アメリカ
「IKEMEN HOLLYWOOD」DIP RAMEN(つけ麺)
▼2015年~2017年 イタリア
「カーザルカ」とんこつラーメン
▼2018年~2021年 カナダ
「RYUS NOODLE BAR」鶏白湯ラーメン
全て期間限定だったものの、「RYUS NOODLE BAR」の鶏白湯ラーメンに関しては、お客さんからの声を受け、2024年11月に日本橋にオープンしています。