イカ不漁 もち米高騰で…元祖 森名物“いかめし”1450円、近年は急激に値上がり 1983年は400円【Nスタ解説】
人気の駅弁、北海道・森駅の「いかめし」お値段は1450円。この「いかめし」を求め、都内で行われている北海道の物産展には、たくさんの人がきていました。
北海道物産展が大盛況 みなさんのお目当ては?
7日から日本橋三越で始まった北海道物産展は、2026年もお客さんで大賑わい!
お客さん
「最高ですね。食が違います」
北海道産の本マグロなど、豪華海鮮が盛られたお弁当や、低温殺菌の牛乳を凍らせて作った、滑らかな口当たりのジェラート。
さらに、炙りホタテが添えられたスペシャルな味噌ラーメンも登場。中太ちぢれ麺とスープが絡み合い、寒い冬にぴったりな一品です。
お客さん
「寒かったので、温かいものを。あったまりました」
こちらの会場でも、もちろんあります。いかめし!
職人が毎日会場で1つ1つ手作りし、作りたてをお客さんに提供しています。
お客さん
「夫がいかめしが大好きで。仕事だったので、お土産に買って帰ろうかなと」
お客さん
「いかめし大好きです」
「香りがすごく漂っていて、懐かしく思って購入しました」
いかめしの価格の推移 ここにも物価高の波
出水麻衣キャスター:
いかめしの香りを想像して、お腹がぐーっと鳴った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
物産展で売られている元祖 森名物の「いかめし」は、普段は札幌駅から約3時間かかる森駅で販売されています。1983年当時は400円で売られていましたが、現在は物価高もあり、2026年では1450円という価格になっています。
やはりイカの原材料の価格高騰、そして職人が手作りしていることから値上げせざるを得ない状況だといいます。
ただ「1450円は高いな」という人向けに、2つで売っている「いかめし」を1つ880円でも販売するなど、工夫しているということです。
物産展にも様々な変遷があります。昔は、「北海道はちょっと遠い」というイメージがあり、本土からは気軽に行けませんでした。そして百貨店側は人を呼ぶために様々な工夫をしていました。
物産展で生きている動物を…!?本当にあった驚きの展示とは
出水麻衣キャスター:
北海道主催による北海道物産展は、1951年に高島屋の大阪店で始まったと言われています。開催当初は、屋上に牛を呼んで、乳搾り体験なども行っていたということです。
1985年の北海道物産展では、当時北海道で人気となった、生きているキタキツネが展示されていました。その他にも1990年には、北海道にしかない観光資源「流氷」をわざわざ運んできて展示していたということです。
様々な工夫をしてきた物産展ですが、最近では異業種からの参入も目立つようになってきました。例えば、北海道を起点に航空機を飛ばしている、航空会社の「AIRDO」です。
2025年9月に初めて北海道物産展に出店し、新鮮で生で食べられるトウモロコシなどを空輸して販売しました。
物産展に出店するメリットについて、AIRDOの担当者は「会社のブランド力を上げることが出来る。『AIRDO=北海道』というイメージをもっと作っていきたい」としています。
このように企業とともに物産展を盛り上げるという取り組みもいいですよね。
ハロルド・ジョージ・メイさん:
北海道はすごいですよね。大地の恵みもあるし、海の幸もあるし。ふるさと納税を見ても(北海道が)全国1位なんですよ。2位は福岡県ですが、北海道は福岡の3倍なので、やっぱりそのぐらい魅力的なものがいっぱいあるということです。
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<プロフィール>
ハロルド・ジョージ・メイさん
プロ経営者 1963年オランダ生まれ
現パナソニック顧問・アース製薬の社外取締役など