身長170cm、体重70kgの日本ブランドAIロボ「cinnamon 1」がスタジオに登場 世界初・ジェスチャーで操作可能【Nスタ解説】
現実を理解して動くロボット「フィジカルAI」。今年はその「元年」と言われ、世界で注目を集めています。日本企業のロボットがスタジオに来てくれました。
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会話だけじゃなく“情景描写”もお手の物 進化するAIロボ
井上貴博キャスター:
ロボットAIはアメリカと中国が覇権を握っていると言われますが、その状況を変える可能性を秘めているのが、「ドーナッツ ロボティクス」の「cinnamon 1(シナモン ワン)」です。
▼日本ブランドのフィジカルAI「cinnamon 1」
・身長:約170cm
・体重:約70kg
・値段:1800万円(見込み)
・体:海外製
・脳:自社開発AI
また「cinnamon 1」は世界初のジェスチャーで操作可能なAIロボットで、特許もとっています。
「cinnamon 1」と会話してみましょう。
井上キャスター:
TBSのNスタという番組を知っていますか?
AIロボット cinnamon1:
TBSのNスタというのは、日本のニュース番組だよね。夕方に放送されていて、最新のニュースや生活情報を伝えてくれる番組だよ。幅広い話題を取り上げていて、親しみやすい雰囲気が特徴だね。
お笑い芸人・作家 ピース 又吉直樹さん:
コスチュームを見ていると、フェンシングが得意そうですね。
AIロボット cinnamon1:
そう見えるんだ、面白いね。確かに白っぽいスタイルは、フェンシングのユニフォームにもちょっと似てるかもしれないね。実際にはフェンシングは得意じゃないけど、ポーズくらいなら一緒にやってみるのも面白そうだね。
井上キャスター:
さらに、胸の部分についた3つの小さなカメラをもとに、今の状況を喋ることもできるそうです。
AIロボット cinnamon1:
今、目の前には番組のスタジオセットが広がってるよ。大きなカウンターにモニターが並んでて、奥にはスタッフやカメラも見えるね。
それに、手前に司会をしている人たちがいるみたいだ。明るいライティングで、すごく賑やかな雰囲気だよ。
世界初!ジェスチャーだけで指示できる どのような場所で役立つ?
井上キャスター:
「cinnamon1」が170cm/70kgであることにも意味があるといいます。
「ドーナッツ ロボティクス」代表 小野泰助さん:
小型のロボットだとダンスやバク転ができますが、「cinnamon1」は人の仕事を代替するために作られたロボットです。しっかり仕事ができるよう、ヒトと同じくらいの身長・体重で作りました。
井上キャスター:
「cinnamon1」は後ろにバッテリーが組み込まれており、3時間ぐらい稼働することができます。つまり、バッテリーを交換し続ければ、24時間、工場などで働いてくれるということです。
そして「cinnamon1」が他のAIロボットと決定的に違うのが「ジェスチャーを認識して行動する」という点です。
例えば、「cinnamon1」にジェスチャーで指示を出したい場合に、次のように事前にプログラミングで設定することができます。
手で「1」を出す:「握手をする」
手で「2」を出す:「手を振る」
これは世界初の技術で、特許を取っています。
「会話で指示すればいいのでは」と思うかもしれませんが、会話できない建設現場や、声が届きづらい空港や工場のような場所であっても、動作によって仕事を頼むことができます。
「ドーナッツ ロボティクス」代表 小野泰助さん:
実は大企業と話が進んでいて、年内にもいろいろなところで活躍できるようになるのではないかと思います。