桜の開花まで18日なのに…都内の公園で20本を伐採「原因は複数の穴」
きょう最新の桜の開花予想が発表されました。今年は東日本を中心に平年より早いところが多いようです。最も早いのが東京で3月16日。開花まであと18日ですが、都内にある公園ではきょうに桜の伐採が始まるといいます。原因は、桜の幹に出来た「穴」でした。
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寒さも和らぎ、ようやく今年も「桜の季節」が近づいてきましたが…
報告
「東京・江東区にあるこちらの公園では、きょうから桜の伐採が行われるということです。現在、午後5時ですが、伐採作業の音などは聞こえてきません」
桜の伐採に、近所で働く人は…
近くで働く人
「(伐採は)ちょっと悲しいですよね。桜の時季になると(出勤時に)メイン通りを歩いて『ここから会社に行くんだぞ』っていう」
園内には220本ほど桜の木。毎年「さくらまつり」も開催されているのですが、なぜ伐採するのでしょうか。担当者に伐採予定の木を見せてもらうと、桜の幹には複数の「穴」。まるで工具を使ってくり抜いたようにも見えますが、その正体は?
東京都港湾局 海上公園課長 大久保貴子さん
「クビアカツヤカミキリが出て来たあとの穴」
特定外来生物の「クビアカツヤカミキリ」です。木の表面に卵を産み付け、幼虫は幹の中を食い荒らしながら成長。木の中に空洞ができることで、水や養分が行き渡らなくなり、桜が枯れてしまうのです。
農林水産省によると、2012年に国内で始めて愛知県で確認されて以来、関西や関東にも被害が拡大。とはいえ、東京は開花予想まであと18日、桜シーズンが終わって伐採というワケにはいかなかったのでしょうか?
東京都港湾局 海上公園課長 大久保貴子さん
「暖かくなるとクビアカツヤカミキリが活動期に入ってきて、被害の拡大を防ぐには桜の咲く前に対応することにしている」
この公園ではおよそ220本のうち20本を伐採し、植え替える予定だということです。