「故意の暴行を加えたと言うことはできない」母親に無罪判決 8年前の福岡・生後11か月の長女死亡事件
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-03-03 18:33
8年前、福岡県で生後11か月の女の子が頭に強い衝撃を受け死亡した事件の裁判で、母親に無罪判決が言い渡されました。
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無罪の判決を受けたのは、福岡県糸田町の無職・松本亜里沙さんです。
松本さんは8年前、福岡県川崎町にあった当時の自宅で生後11か月の長女・笑乃ちゃんに何らかの暴行を加え死亡させたとして傷害致死の罪に問われていました。
裁判では、笑乃ちゃんのけがの原因が暴行なのか事故なのかが最大の争点となっていました。
弁護側は「持病のてんかんの発作が原因で、抱っこしていた笑乃ちゃんを落とした可能性がある」と無罪を主張していました。
きょうの判決で福岡地裁の鈴嶋晋一裁判長は、「てんかんの発作が起きて、落下や転倒をしても不自然とは言えない」と指摘。事故の可能性が否定できないとの判断を示しました。
そして、「間違いなく被告人が故意の暴行を加えたと言うことはできない」として、松本さんに無罪を言い渡しました。
判決の後、松本さんは「今はほっとしているとしか言えない」と話しました。
福岡地検は「上級庁とも協議のうえ、適切に対応する」とコメントしています。