取り出し量わずか0.9グラム 880トンの燃料デブリ残る福島第一原発 事故から15年も進まぬ復興、道筋見えぬ最終処分
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-03-11 11:49
東京電力・福島第一原発から6キロ離れた福島県浪江町の請戸地区です。この地区は、津波で多くの人が犠牲となりました。
【動画】取り出し量わずか0.9グラム 880トンの燃料デブリ残る福島第一原発 事故から15年も進まぬ復興、道筋見えぬ最終処分
県内では震災で1600人あまりが犠牲となり、今もおよそ200人の行方が分かっていません。
あちらに見えますのが福島第一原発です。この廃炉が復興への最も大きな課題となります。
政府と東京電力は、2051年までの廃炉を目指しています。原発には、溶け落ちた核燃料=燃料デブリがおよそ880トンあるとされていますが、これまでに取り出された量はわずか0.9グラム。残り25年で廃炉を終えることができるかは不透明なままです。
中間貯蔵施設の除染土は2045年までに、福島県外で最終処分されることが決まっていますが、具体的な道筋は立っていません。
原発周辺には、まだ帰還困難区域も残されたままで、今も2万3000人あまりが避難を続けています。
原発事故から15年が経った今もなお、福島の復興は、まだ道のり半ばです。