猫が『膝の上に乗りたがる』ときの気持ち4つ 人を選んでいるの?乗ってもらうためのコツも
ソファでくつろぎながら本を読んだりテレビを見たりしていると、ちょこんと愛猫が膝の上に飛び乗り、甘えてきたりうとうとしたりすることがあるのではないでしょうか。中には、自分の膝にも乗って欲しいのに、いつも別の家族の膝に乗ってしまうと少し寂しい気持ちの方もいるかもしれません。猫が膝の上に乗りたがるときの気持ちや、どんな基準で人を選んでいるのかについてまとめました。
猫が膝の上に乗りたがるときの気持ち

1.温もりと居心地の良さを求めている
猫は、寒がりな動物だと言えます。例えば快適に過ごせる温度は、犬が20〜23℃、人が26〜27℃ですが、猫は人よりもさらに高い27〜28℃だと言われています。そのため、夏でも人が快適な室温に調節された部屋では、猫は温もりが恋しくなるようです。
人の膝の上は、まるで床暖房の上にいるような心地よい温かさを感じられる場所なのでしょう。しかも程よい弾力性があるため、とても居心地の良い場所に感じられるのでしょう。
2.人恋しさを癒したい
群れを作らずに単独で生活するのが猫の習性です。しかし、人と一緒に暮らすようになった猫たちは、次第に社会性を身につけてきました。だからこそ、人や他の動物とも一緒に暮らすことができるのです。
そのため、昼間ひとりで留守番をしていた猫は、飼い主さんの帰宅を待ち侘びています。人恋しい気持ちが昂ってきたタイミングで帰宅された飼い主さんの膝の上は、ただ暖かいだけではなく、飼い主さんのニオイを思う存分に嗅いで安心できる場所です。募った人恋しさも、癒されることでしょう。
3.甘えたい
猫は、しつこくされることをとても嫌います。しかし、すぐそばにいる飼い主さんが、猫以外のことに夢中になり、自分への関心が薄まってしまうこともとても嫌います。
そのため、飼い主さんが本やテレビ、パソコンやスマホなどに夢中になっていると、自分への関心を引こうとして、視界に割って入ることがよくあります。膝の上は、飼い主さんの注目を引き寄せられ、かつ居心地の良い場所でもあるため、甘えるにはもってこいの場所なのでしょう。
4.おねだりしたい
猫と飼い主さんとのコミュニケーションは、お互いの関係性によって作られていきます。そのため、どのご家庭にもその猫と飼い主さんの間でしか通じない意思疎通が展開されています。特に顕著なのが、飼い主さんへの「おねだり」です。
猫は、何か要求があると、最も効果的な方法を見つけて飼い主さんに伝えようとします。そこで、「おねだり」のために飼い主さんの膝に乗る猫も少なくないようなのです。
膝の上に乗られた飼い主さんは、どんな状況でも必ず愛猫のことを見つめるはずです。そのタイミングで飼い主さんの目を見つめながら「ニャァ」と鳴くと、思わず「お腹すいたの?」とか「何が欲しいの?」と反応してしまう方が多いようです。
猫が膝に乗る人を選ぶ際の基準

信頼できる人
猫はとても警戒心が強い動物です。そのため、家に迎え入れてもなかなか心を開いてくれずに、苦労される飼い主さんが多いでしょう。毎日威嚇されながらも優しく声をかけ、ご飯やお水をあげ、トイレを掃除し、温かい寝床を用意することで、少しずつ心を開いてくれるようになります。
おそらく、飼い主さんが「心を開いてくれた」と思うのは、体に触れさせてくれた瞬間ではないでしょうか。つまり、猫が心を開き、信頼できると思ってくれるまでは、猫が自分から膝の上に乗ってきてくれるなど、あり得ないことなのです。
座り心地の良い人
ご家族が複数いるご家庭の猫は、おそらく誰の膝の上が一番居心地が良いかを考えて、膝の上に乗る人を決めることでしょう。猫によっても好みは異なるでしょうが、猫に選ばれやすいのは、下記のような要素を満たしている方ではないかと考えられます。
- 体温が高い人
- 太ももに適度に肉厚があり、弾力性がある人
- タバコや香水など、猫が嫌いなニオイのしない人
長時間じっとしている人
特に温もりを求めてくつろぎにやってくる猫にとって、できるだけ長く座らせてくれる人を選ぶということもあるでしょう。猫の重さで足がしびれたらすぐに猫を下ろしてしまう、家事や仕事などがあるのですぐに立ち上がってしまうという人だと、猫は膝に乗るのを諦めてしまうかもしれません。
甘えさせてくれる人
ご家族が複数いるご家庭の場合、猫は家族の様子をよく観察し、「この人はご飯をくれる人」とか「この人は絶対におやつをくれない人」、「この人は撫で方が乱暴な人」などとそれぞれの役割や特徴を把握しています。そのため、あまり甘えさせてくれない人や、撫で方が乱暴な人などの膝には、あまり乗りたがらないかもしれません。
まとめ

猫の知能レベルは、人の2〜3歳児程度だと言われています。つまり、猫はある程度のことを理解し、自分で判断して行動できる動物なのです。そのため、自分が信頼できない人に対して、自分の体を預けることはしません。もし、猫が自ら膝の上に乗ってきたとしたら、それはあなたを信頼している証です。
ただし、猫にも好みがあります。より座り心地の良い膝や長く座らせてくれる人、甘えさせてくれる人などを選ぶ可能性もあるでしょう。膝に乗って欲しいのになかなか乗ってくれないと寂しい思いをしている方は、膝掛けを用意して暖かくする、できるだけ長く座らせてあげるなど、工夫を凝らしてみてはいかがでしょうか。
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