「冷静な消費行動を」“トイレットペーパーが不足”に根拠なし? ホルムズ海峡“封鎖”で生活への影響は【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-03-16 22:11
高止まりが続いている石油。政府は16日から、石油元売り各社に義務付けている備蓄の量を引き下げ、国内需要の15日分の石油を市場に放出するよう促しました。
「安定供給に資するよう」備蓄の放出開始
午後1時半すぎ、東京・世田谷区のガソリンスタンド、レギュラーガソリンは1Lあたり185円と依然、高止まりが続いています。
客
「30%くらい上がった気がします。値上げした分、ポイントで値上げがなかったことに、心の中で処理しようと思って」
イランによるホルムズ海峡の事実上の封鎖で、3月20日ごろから日本に来るタンカーは大幅に減る見通しです。
そこで、政府は16日から、石油元売り各社に義務付けている備蓄の量を、70日分から55日分に引き下げ、国内需要の15日分の石油を市場に放出するよう促しました。
さらに、国家備蓄については、国内需要の1か月分を3月下旬には石油元売り各社に譲渡します。
経産省担当者
「国内の安定供給に資するような形で製品を出していただけるよう、然るべくモニタリングはしていく」
また、政府は19日出荷分から、レギュラーガソリンの価格が170円を超えた部分については全額補助する方針です。
「トイレットペーパーが不足」に根拠なし!冷静な消費行動を
井上貴博キャスター:
最悪を想定しながらも、情報に振り回されないことも大切だと思います。
原油高で「トイレットペーパーが不足する」という声が、SNSなど一部で広がっています。
しかし、日本家庭紙工業会の石墳守男専務理事は「根拠はありません」としています。
石墳専務理事によると、トイレットペーパーの原料である、古紙やパルプ(植物繊維)について「在庫は沢山ある。くれぐれも冷静な消費行動を」ということです。