会費1000円UPは「仕方ない」 物価高でお花見市場規模は減少のなか2万円ケータリングサービスも【Nスタ】
「お花見日和」となった週末、東京・上野公園は花見客で賑わいました。物価高の影響で花見の市場規模は縮小しているようですが、今年の「お花見のトレンド」を調べました。
今年の会費1000円アップの花見客「仕方ない」
3月28日に満開となった東京の桜。お花見を楽しもうと、気合いが入っている人たちがいました。
18年以上 上野公園で花見をしているという男性
「花見が好きで、せっかくだからいい感じにしたいと思って。小さい傘とかケーキスタンドとか、毎年少しずつアップデートしてきた」
和傘で桜とのコントラストを演出する人のほかに、朝早くからの場所取りのため、寒さを「こたつ」でしのいでいた人も。
早朝から場所取りをしたという男性
「ばちくそアツイよ!20℃…日差しがアツすぎる。逆にこたつの日陰の方が涼しいまである」
花見客
「アイドル活動をしていて、ファンの方々と今日はオフ会」
――推しが作るお酒は?
「いや格別ですね」
多くの人たちが、思い思いの花見を楽しんでいました。
幼稚園から中学校まで一緒だったという福島県出身の7人組は...
福島県出身(63)
「もう(同窓会は)10年以上、上野公園で。この後みなさんで校歌、歌います。カラオケに行って。(お花見より)そっちがメインかもしれない。3時間コースですよ」
お花見のお供は安く抑えたいと、スーパーでお総菜を買ってきたといいます。
ちくわの磯辺揚げは249円、ししゃものフライは208円。
それでも、物価高には逆らえないようで、2025年に2000円だった会費が、2026年は3000円ほどに上がったといいます。
福島県出身(63)
「物価が上がっているので、仕方ないですよね」
“映え”意識して「1人3000円ぐらい」
幼なじみだという4人組は、お金をかけないお花見をしようと弁当を持ち寄りました。
花見客
「メニューは豆腐チャンプルーと、かき菜のおひたしと、からあげとブラウニーです。私は1000円かかってないです」
花見客
「おいなりさんは手作り。ローストビーフは400円くらい、(全部で)1000円くらいですね」
――1人当たりの予算は?
「1000円」
花見客
「家族とかいたら大変なことになるよね。ちょっとラーメン食べただけで5000円、6000円」
なかには高校の陸上部4人組も。取材スタッフが驚いたのは…
――めっちゃキレイですね。手作りですか?
「手作りです」
――普段みなさん料理は?
「マジでしないです」
高校の陸上部4人組
「きょうだけみんなで頑張ろうって。めっちゃ大変だった」
「前日から仕込んでね」
意識したのは“映えること”。特に予算は決めなかったそうですが、結果的に...
高校の陸上部4人組
「1人3000円ぐらい」
おとな顔負けの価格になったようです。
「花見で海鮮食べられるなんて」 2万円からのケータリングも
上野公園のそばにある、松坂屋上野店で、花見弁当のトレンドを聞いてみました。
40種類ほどあるそうですが、一番人気は「筍ご飯二段弁当(まつおか)」で、たけのこをふんだんに使っていて、値段は1296円です。1日100個以上も売れているそうです。
インテージ調べによると、お花見に使う金額など市場規模は、2025年の2874億円より大きく減っていて、2026年は2341億円だそうで、やはり物価高が影響しているようです。
ただ、週明けに上野公園に行ってみると、ケータリングを利用する人の姿もありました。
箱の中にはマカロンやお寿司が入っていて、もう一つの箱にはオードブルなどがぎっしり入っていました。合わせて13品で、都内で2万円から利用できるケータリングサービスです。
出水麻衣キャスター
「例年よりもニーズが高くなっている?」
2nd Table 渕田正史さん
「コロナが明けてから、お花見を利用するお客様も増えた。(届けるのは)今日で5回目ぐらい」
届いた料理の中には、水に発熱剤を入れ、その蒸気を利用してアツアツの料理が味わえる仕掛けもありました。
2万円という金額に家族は…
都内からの花見客
「たまにはね、このシーズンしかないので、花見は。作る手間考えたらこんなん作られへん」
「思ったよりボリュームあったんで、そういう意味では全然いい感じ。ありがたい限りやな」
「花見で海鮮食べられるなんて」
物価高とはいえ、いましか味わえない桜を楽しもうと、少し財布のひもを緩める人もいるようです。