アメリカ・イラン「即時停戦で合意」 制裁解除や中東地域からの撤退要求の中、トランプ大統領はホルムズ海峡の通航支援にアメリカ軍展開を示唆か
トランプ大統領が設定したイラン全土への攻撃開始期限である日本時間午前9時が迫るなか、パキスタンのシャリフ首相はこのように発表しました。
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パキスタン シャリフ首相(SNS)
「即時停戦で合意した」
シャリフ首相は合意について、「即時発効する」としています。また、戦闘終結のための最終合意に向け、双方は2週間攻撃を停止し、今月10日に首都イスラマバ―ドで対面協議を開催するということです。
今回の停戦をめぐり、アメリカのトランプ大統領は…
アメリカ トランプ大統領(SNS)
「イランへの攻撃を2週間停止することに同意した。これは双方による停戦だ」
トランプ氏はこの停戦について、「イラン側がホルムズ海峡の即時・完全な開放に同意することが条件だ」としています。
アメリカ トランプ大統領(SNS)
「イランから10項目の提案を受け取った。それが交渉の実現可能な基盤であると信じている。2週間あれば、最終的な合意に到達することができる」
トランプ氏が述べたイランの10項目の提案には、▼「アメリカがイランを侵略しない保証」、▼「イランによるホルムズ海峡の管理の継続」、▼「ウラン濃縮活動の容認」のほか、▼「制裁の解除」や、▼「米軍の中東地域からの撤退」も含まれています。
ホワイトハウスの当局者によると、イスラエルもイランへの攻撃を2週間停止することに同意したということです。
一方のイランですが、アラグチ外相も声明を発表しました。
イラン アラグチ外相(SNS)
「イランへの攻撃が停止されれば、我々も防衛の作戦を中止する。2週間の間、ホルムズ海峡の安全な航行が可能になる」
AP通信によりますと、アメリカとイランの2週間の停戦計画には、ホルムズ海峡を通過する船舶に対し、イランとオマーンの両国が通航料を徴収することを認める内容が含まれているということです。
トランプ氏は「アメリカはホルムズ海峡の通航の停滞の解消を支援する予定だ」と述べましたが、その一方で、「うまく行くよう、我々は周辺にとどまる」とも書き込んでいて、ホルムズ海峡周辺にアメリカ軍が展開することを示唆した可能性があります。