“日本一かたい”せんべいは木槌で?アサイーボウルも「パリッ」 ストレス発散にもなる「割るグルメ」【Nスタ】
いま「割って食べるグルメ」が人気になっています。
食べる前の“割る”ひと手間が楽しさ、美味しさ、ストレス発散にも繋がっているようです。
【写真で見る】割って、食べてストレス発散 パッケージごと割るチョコも
「ASMR的な要素を」 “割って食べるアサイーボウル”
最初の「割るグルメ」は、東京・原宿にあるアサイーボウルの専門「Bowls #」。
このお店で今、人気なのが「割って食べるアサイーボウル」です。
数種類のフルーツをブレンドしたジェラート状の「アサイー」の上にかけるのが、とろけるチョコレート。これを冷やすと、パリッパリに!
好みのトッピングを乗せれば、割って食べる「チョコパリアサイー(Lサイズ1500円 /トッピングは別料金 合計2200円)」の完成です。
Bowls # プロデューサー 永田萌依さん
「叩くと『コンコンコン』『パリッパリ』って音がするので、SNSで話題の音を楽しむASMR的な要素を取り入れています」
プロバレーボール選手の荒尾怜音さん(所属チーム:ヴォレアス北海道)も来店していて、素敵なコメントをいただきました。
荒尾さん
「うまいっす。きれい(均等に)に割れないので、急にチョコが多くなったり少なくなったり、毎回毎回甘さが変わる分、そこの楽しさはあるかなと思いました」
「気持ちを解放できるよう」定番お菓子がリニューアル
50年以上愛される定番お菓子、パフのサクサク食感が特徴のロッテの「クランキー(226円 / 想定小売価格)」は4月、7年ぶりにリニューアルし、箱ごと割れちゃうスタイルに進化しました。
──あえてパッケージごと割るというリブランディングにしたのはなぜですか?
ロッテ マーケティング本部 樋口佑介さん
「節約疲れなどで気持ちにブレーキをかけている方々が多くいらっしゃるので、パッケージごとパキッと割って気持ちを解放できるような商品に変えた」
チョコレートのサクサク感もアップ!割ってストレス発散、食べてもストレス発散!他にはない付加価値が狙いだそうです。
コンビニや高級チョコレートブランドにも“割るスイーツ”
4月14日、コンビニスイーツに登場したのは、和風のティラミスです。
セブンーイレブンの「パキっとティラミス 黒蜜きなこもち(324円 / 店舗により取扱いの無い場合あり)」は、きなこ味のホワイトチョコを割ると、ティラミスムースやスポンジなどが隠れています。
チョコミント味のカップアイスは、容器側面にコーティングされたチョコレートを砕いて食べる、その名も「セルフクラッシュ チョコミント(カップ 194円 / 店舗により品切れの場合あり/赤城乳業)」です。
出水麻衣キャスター
「手で割った後に、さらに口の中でチョコレートをかみ砕く、いいですね。2段階」
高級チョコレートブランド、「ゴディバ」にはカップを握り、割って楽しむドリンクが登場。
「クラッキングチョコレート ショコリキサー(950円)」は、こだわりのベルギー産ダークチョコレートを贅沢に使った、特別感のある1杯です。
戦国時代から伝わる、木槌で割る?“日本一かたい”せんべい
そして、戦国時代から今に伝わる「割るグルメ」もあります。
三重テラス 橋本早貴さん
「三重県伊賀の日本一かたいと言われるおせんべいのかたやきです」
名前からしてかたそうな、“日本一かたい”と言われている、三重県・伊賀市などの名物「かたやき」です。
──どのくらいかたい?
三重テラス 橋本早貴さん
「かたさ的には軽石くらいかたいのでは」
──軽石くらい!?
三重テラス 橋本早貴さん
「(軽石を)食べたことないけど」
──なぜかたいんですかね?
三重テラス 橋本早貴さん
「かたいんです」
「伊賀菓庵山本 かたやき(木槌つき ・820円/ 三重テラスでの販売価格)」は、あまりにもかたすぎるので、「木槌」がセットされているということです。
生地の材料は小麦粉、砂糖、水だけ。重しをのせて1時間も焼くそうです。水分を極限まで減らすため、カッチカチになります。
この「かたやき」、伊賀の忍者が食べていたという逸話もあります。敵陣に忍び込み、長時間身を潜める際に、コンパクトで保存が利く食料として携帯していたそうです。
忍者は刀の鍔を使って「かたやき」を割って食べていたそうですが、叩き割る音で敵に見つからなかったのでしょうか。