「初盆だったけど…」例年とは違う形で迎える 熊本のお盆 空港では帰省ラッシュで再会に涙も 復興のシンボル熊本城が再開へ
熊本でもお盆の帰省ラッシュがピークをむかえています。お盆ならではのお墓参りも、例年とは違うものになっているようです。
【写真で見る】地震後、初めて家族に再会…熊本空港で娘2人を抱きかかえる父親
「今年が初盆だったけど…」町営墓地の半数以上が被害に
最大震度7を観測した氷川町。町営墓地は、半数以上が被害を受けていました。
墓石の被害は幸いにもなかったというこちらの家族。八代市内の自宅は、タンスが倒れるなどの被害があったといいます。
八代市内から来た人
「お盆どころではない感じ。生きていてよかった」
一方、こちらでは、両親が建てたお墓の状況を石材店に確認してもらっていました。
両親のお墓が被害にあった人
「今年が初盆だったんですけど…」
墓石は倒れずに済んだものの、位置がずれてしまっています。灯篭は倒れてしまい、大がかりな修繕が必要とのことでした。
両親のお墓が被害にあった人
「また地震があるかもという話だから、できればまだもっているうちに元通りに(したい)」
被災した故郷へ帰省 地震後、初の再会に涙も
例年とは違う形で迎える、2026年のお盆。
熊本空港では、久しぶりの再会に安心する人たちの姿がありました。
地震後初めて家族に再会した人
「会えてうれしい。ずっとさみしかったので、ひとりで。無事が確認できてよかった」
震度6強を観測した八代市に住む女性。息子たちの帰省に涙を流していました。
――きょうはどこから?
栃木から八代市に帰省した人
「栃木から」
――お顔見られていかがですか?
栃木から八代市に帰省した人
「ちょっと安心した。家がまだ散らかっている状態だと思うので、そっちを片付けて、ホッとできるようにしたい」
「復興のシンボル」熊本城の見学が13日から再開へ
日常を取り戻すために、一歩ずつ、一歩ずつ。
熊本地震の発生から2週間あまり。安全確認のため休園が続いていた熊本城の見学が13日から再開されます。
記者
「こちら天守閣の最上階です。大きな被害はなく、地震前と同じように熊本市内や阿蘇の山並みを一望できます」
今回の地震で石垣の崩落や建物にも被害が出ましたが、天守閣には大きな影響はありませんでした。
宿泊客のキャンセルが相次いでいる熊本市は、見学再開をきっかけに観光客の回復につなげたい考えです。
熊本城総合事務所 光安林太郎 総務管理課長
「熊本城は復興のシンボルというところでありますので、そういうところがまた見ていただけるというのは、今後の復旧の後押しになるのかなと感じております」