イギリス・バーミンガムの民家で火災が発生!消防の活躍により、住人は全員避難できたのですが、この家のペットのラブラドールの仔犬が家の中に取り残されてしまいました。
消防士は、取り残された仔犬を救う為、家の中から仔犬を見つけだしましたが、仔犬は煙を吸ってしまい、意識不明の危険な状態でした。しかし、消防士たちの迅速な救助活動と、最新の消防車に装備されていた動物用の酸素マスクのお陰で、仔犬は無事一命を取り留めたのでした!
その時の動画が公開され、世界中から消防士達に感謝の言葉が送られています。
発見された仔犬は意識不明
家の中で黒いラブラドールの仔犬が発見されます。しかし、ピクリとも動かない状態でした。
まだ助けられるはずと確信した消防士は、仔犬を抱え急いで階段を駆け下りていきました。
外に出ると、すぐに仔犬に救命措置を施します。
動物用酸素マスク
今回、出動した消防車には、動物保護団体の寄付などにより、最新の動物用酸素マスクが装備されており、そのマスクを使い、仔犬を助ける為尽力する消防士の人たち
すると、仔犬は意識を取り戻しました!!
目覚めた仔犬は助けてくれた消防士に「ありがとう」と伝えているように見えます。
本当に助かってよかった!
動画はこちら
英国の消防署に今回使用された動物用の酸素マスクを提供したのは慈善団体スモーキー・ポーズと言う組織で、ペットたちを火事の被害から守るために、この酸素マスクを提供しているそうです。
欧米ではこのペットの救命道具の装備がかなり広まっているそうです。日本ではまだまだ、ペットの救急に関しての意識は低いそうです。もちろん日本でも、ペット救急を広めようという動きはあります。今後そのような運動が広まり、消防車にペットの救命装置も当たり前に装備されるようになるといいですね。
ペットの救命救急
今回は、イギリスの例をご紹介しましたが、欧米諸国ではペットの救命救急が進んでおり、消防車や災害救助ヘリなどにはペットの救命救急に関わる装備が普及しているそうです。それらの器具を使い、火災現場や水難事故現場で、消防士がペットへのCPR(心肺蘇生法)で救命措置を行っています。
日本でも近年、ペットの救命救急を求める声は高まっており、民間団体などが寄付による消防設備の充実や、救命救急措置の講習なども行われています。興味のある方はぜひ調べてみてください!