「瓢箪鯰」という漢字、あなたは読むことができますか?3文字とも画数の多い、この言葉。一体なんと読むのでしょうか。意味も気になります。
基本の読み方
まずはそれぞれの漢字の読み方を見ていきましょう。「瓢箪」は読めるという方も多いのではないでしょうか。
カタカナは音読み、ひらがなは訓読み(送り仮名)です。
瓢・・・ヒョウ、ひさご、ふくべ
箪・・・タン、はこ、ひさご、わりご
鯰・・・ネン、なまず
「瓢箪」は「ひょうたん」ですね。ということは、「ひょうたんねん」でしょうか・・・!?
正しい読み方は・・・
正しい読み方は「ひょうたんなまず」でした!「とらえどころのないようす、要領を得ないようす。」という意味で、そのような事や人物をあらわす言葉です。
室町時代に描かれた瓢簞(ひょうたん)と鯰(なまず)がテーマの水墨画「瓢鮎図(ひょうねんず)」が元になっていると言われています。ぬるぬるしている鯰を捕まえようとツルツルした瓢箪を手にしている男性の姿が描かれている不思議な絵なのです。詳しい由来はこちらに掲載さていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。