いつも一緒にいた飼い主さんが急にいなくなった時の犬の気持ちは、察するに余りあります。
飼い主さんが亡き後、ボロボロになったぬいぐるみをくわえ、路上をさまよい続けていたという犬をご紹介します。
ぬいぐるみが心の支え
ジャーマン・シェパード(メス)の「ニッキー」が目撃されたのは、米ミシガン州デトロイトの路上。
飼い主さんと一緒に散歩をする姿が時折見られたようですが、飼い主さんが急死してしまい、取り残されてしまったのです。
お気に入りだというぬいぐるみをくわえ、ひたすら街をさまよっていたようですが、その話を聞いただけでも切なくて胸が苦しくなりますよね・・・。
動物救助施設に保護される
やがてニッキーは、動物救助施設に保護されることに。
お気に入りのぬいぐるみは、いつも肌身離さずに持っていたようです。
施設のスタッフは、飼い主さんがいなくなってしまった辛さを癒してくれる、唯一のものだったのではないかと語っています。
里親ボランティアの家へ
その後ニッキーは里親ボランティアの方の家で引き取られ、愛情を注いでもらって幸せに暮らしているようです。
ニッキーは高齢のため体力が落ちていたようですが、現在は里親のサポートもあって元気に回復しているといいます。
当初は飼い主を募集していたようですが、現在面倒を見ている里親がこのまま飼い主さんになる見込みとのこと。
これから続くであろう幸せで穏やかな日々が、心の底にある悲しみを少しでも和らげてくれればいいですね!
動画はこちら
今回の件はメディアでも報じられており、その内容がこちらになります。