夏休みになると、学生のお子さんのいる家庭では親子でそう過ごすか考えることもあるかと思います。
そこでここでは、株式会社スタジオアリスが実施した「子どもとの夏の思い出調査」から、親子の夏休みで楽しかったことや印象に残っている思い出、体験させて良かったことについて見ていきましょう。
親子の夏休みを楽しんだ思い出
まずは、「夏休みに子供として楽しかったこと」と「夏休み中に子供に体験させて良かったこと」について見ていきましょう。
夏休みに子供として楽しかったことTOP10
まず、子供と過ごす夏休みで楽しかったことについて調査。
ランキングにしたところ、1位「国内旅行(66.0%)」、2位「花火(55.0%)」、3位「プール(50.6%)」、4位「夏祭り(40.2%)」、5位「遊園地(39.6%)」という結果になりました。
夏休みの思い出エピソード
・花火に興奮して目を輝かせていた(神奈川県・42歳・男性)
・夏休みの自由研究として、家族総出で竹から流しそうめんを作った(岩手県・38歳・男性)
・子供がいつも遊んでいるトランプゲームを教えてもらい家族一緒に楽しんだ(岩手県・42歳・男性)
・一緒にカブトムシを取りに行ったこと(千葉県・42歳・男性)
・プールに連れていったが、ウォータースライダーが怖くて滑れなかった(岡山県・46歳・女性)
・BBQで率先してお手伝いをしてくれて、成長した一面が見られて嬉しかった(静岡県・47歳・女性)
・テーマパークに行き、子どもは初めてだったのでアトラクションやキャラクターに会えて楽しんでいました。暑くて大変でしたが子どもの笑顔が沢山見られてよかったです(神奈川県・40歳・女性)
・夏祭りで屋台のゲームに夢中になっている姿がかわいかった(神奈川県・40歳・女性)
夏休み中に子供に体験させて良かったことTOP10
子どもに体験させて良かったことは、1位「旅行(54.6%)」、2位「花火(41.8%)」、3位「プール(41.0%)」、4位「夏祭り(36.4%)」と、上位4つは楽しかったことと同順位でした。
一方、先述の調査で5位に入った「遊園地」は7位になり、5位には「キャンプ・BBQ(34.2%)」がランクイン。
理由には、自分で調理することや不便な環境でも楽しめることなどが挙げられ、子供の学びに繋がるイベントと考える親が多いことがうかがえました。
1位:旅行
・家族で旅行に行くと一体感が感じられる(和歌山県・51歳・男性)
・普段接しないこと、経験などが得られるから(東京都・48歳・男性)
・子供が親と出かけるのを喜んでくれる期間は少ないと思うので、今のうちにたくさん思い出を作りたい(神奈川県・50歳・女性)
2位:花火
・花火のスケール、迫力に感動していた(愛媛県・33歳・男性)
・夏にしかできない体験だから(佐賀県・40歳・女性)
・楽しさと、火の危なさも分かったと思うので(神奈川県・36歳・女性)
3位:プール
・水に入ることに抵抗感がなくなったように見えたから(広島県・39歳・女性)
・体を使ってしっかりと遊べたから(岡山県・46歳・女性)
・泳ぎを覚えたくて一生懸命なところを見れた。楽しそうにしていてこちらも嬉しかった(神奈川県・45歳・女性)
4位:夏祭り
・地域の人とふれあえる(東京都・43歳・男性)
・着物を着て盆踊りをして楽しそうだったから(北海道・34歳・女性)
5位:キャンプ・BBQ
・自分たちで食べるものは自分で作る、ということを学べる(京都府・46歳・女性)
・不便な環境でも楽しむことを学習できるから(東京都・49歳・男性)
家族旅行に行きたい夏休み!
夏休みに子供としたいことについてのアンケート結果を見ると、「国内旅行」がトップに「花火」、「プール」、「キャンプ・BBQ」、「夏祭り」という結果になりました。
夏休みに子供としたいことTOP10
続いて、今年の夏休みに子供としたいことについて尋ねると、4割以上が「国内旅行(45.0%)」と回答し、一番人気でした。
そこから「花火(37.4%)」、「プール(29.8%)」、「キャンプ・BBQ(28.4%)」、「夏祭り(21.4%)」が続き、夏休みの恒例行事を挙げる人が多いことが分かりました。
旅行に行くなら何日間?
夏休みの行事として不動の人気を誇る旅行。
今年の夏休みに国内旅行、海外旅行に行きたいと考えている人に何日間の旅行を予定しているかを聞くと、「1泊2日(38.1%)」と「2泊3日(37.7%)」に票が集まり、ほぼ同数の結果に。
日帰り旅行を予定する人は3.4%とわずかでした。
楽しむだけではない!夏休み中の子供に意識したい事は?
夏休みは、子供に楽しい時間を過ごしてほしいと考えているだけではなく、気をつけて欲しい要素もありました。
夏休み中の子供に対して気をつけること
親にとって、子どもと触れ合う大事な時間でもあり、学校がないことで子どものお世話をする時間も増える夏休み。
子どもに対して夏休み中に気を付けていることを聞くと、6割以上の親が「規則正しい生活(64.6%)」と回答しました。
「勉強時間の確保(52.2%)」や「体調管理(48.6%)」も約5割もの親が意識しており、普段学校に通うことで管理されている生活リズムや勉強時間の確保を、意識的に行っている親が多いことがうかがえました。
調査概要
調査テーマ:子どもとの夏の思い出調査
調査方法:WEBアンケート調査
調査対象者:全国の小学生の子どもを持つ男女 500 名
調査実施日:2023年5月9日~11日
調査主体:株式会社スタジオアリス
調査機関:株式会社ネオマーケティング