「鱘魚」という漢字、あなたは読むことができますか?魚の名前だということはだいたい想像が付きますよね。一体何の魚の名前なのでしょうか。
基本の読み方
まずはそれぞれの漢字の読み方を見ていきましょう。「鱘」の読み方がポイントになりそうですね。
カタカナは音読み、ひらがなは訓読み(送り仮名)です。
鱘・・・シン
魚・・・ギョ、うお、さかな
読み方は「シンギョ」でしょうか・・・!?よくわかりませんね・・・
正しい読み方は・・・
正しい読み方は「ちょうざめ」でした!「蝶鮫」とも表記されます。チョウザメの卵を塩漬けにしたものが、高級食材「キャビア」ですね。
名前の通りサメの仲間かと思いきや、チョウザメは古代魚(絶滅せずに現在まで生き残ってきた魚類、いわゆる「生きている化石」)という分類となり、サメではありません。サメに似ていることから、チョウザメと呼ばれるようになったそうです。
高級食材として知られている「キャビア」は、チョウザメの卵巣をほぐしたものの塩漬けのこと。あまり食べる機会はありませんが、ご存じの方も多いのではないでしょうか。チョウザメについてはこちらにも詳しく掲載されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。