約6割の飼い主が「ペットロス」を経験 アイペット損保、調査結果を発表

ペットと一緒に暮らしていると、いつか必ずお別れしなければならないときが訪れます。愛するペットを失った悲しみから「ペットロス」になる飼い主さんも少なくありません。今回は、「ペットロス」についてアイペット損保が発表した調査結果とともにご紹介いたします。

ペットロスとは

首輪を持つ人の手元

ペットロスとは、愛するペットを失って悲しんだり落ち込んだりする状態を指します。

さらに、喪失感に苛まれて日々の生活もままならないほど悲しみが重症化する状態のことを「ペットロス症候群」と言います。

ペットロス症候群に陥ってしまうと、精神的な病や身体的な病気を患ってしまう飼い主さんも少なくありません。

現在ではペットの需要が高まったこともあり、ペットロスを経験したことのある飼い主さんも増えています。

ペットを亡くして「ペットロス」になった飼い主は約6割

ペットの遺影

2023年10月5日にアイペット損害保険株式会社が、「ペットロス」に関する調査結果を発表しました。

この調査は、ペットとお別れをした経緯があり、今現在ペット一緒に生活していない男女1,000人を対象に調査されたものになります。

その中で「ペットロス」という言葉を聞いたことがあると答えた方は、全体の約65.2%で、前回(2017年)の調査時より16.5%も増加しました。

グラフ

また、ペットとお別れをしたときに「ペットロス」に陥った飼い主さんは62.3%で、およそ6割にも上るそうです。

「ペットロス」という言葉を聞いたことがあり意味も理解していると答えた方は、前回の調査時より10.5%下がったことが明らかになりました。

「ペットロス」という言葉は多く知られるようになったものの、正しい意味を認識していない方も一定数いらっしゃるようです。

ペットロスの症状

ベッドの上で顔を覆う女性

愛するペットを失って悲しみに暮れるということはなんとなく理解できるかと思いますが、「ペットロス」になった場合、具体的にどのような症状が表れるのでしょうか。アイペット損保の調査結果を元にご紹介いたします。

  • 突然悲しくなり涙が止まらなくなった
  • 疲労感、虚脱感、無気力、めまい
  • 眠れない
  • 食欲不振、過食

「突然悲しくなり涙が止まらなくなった」と答えた方は、57.6%で最も多くあげられた症状でした。

「疲労感、虚脱感、無気力、めまい」の症状が31.8%、「眠れない」と答えた方が15.1%、「食欲不振、過食」が13.2%という結果になりました。

「ペットロス」を経験した方の症状を目の当たりにすると、実にさまざまな症状が表れることがわかりますよね。

ペットロスを乗り越えるまでの時間

お花畑の犬と猫

「ペットロス」に陥った際に表れる症状はどのくらいの期間続くのか、一番多かった回答が1ヵ月未満の23.9%で、1ヵ月から3ヵ月未満との回答が20.4%でした。

その一方で「わからない」と回答した方が22.2%いることが明らかになりました。飼い主さん自身も気が付かないほどゆっくりと回復して、いつしか「ペットロス」を乗り越えていたという方もいらっしゃるのかもしれませんね。

ペットを失った悲しみを乗り越えるキッカケ

泣く人をを慰める女性

最愛のペットを失った悲しみはそう簡単に消えるわけではありませんよね。

しかし、ペットと一緒に過ごしたたくさんの思い出を胸に、悲しみを乗り越えられる日がいつかきっと訪れるでしょう。

実際にペットとお別れをした飼い主さんは、悲しみを乗り越えるキッカケについての調査で「ペットを悼む気持ちを肯定する」と答えた方が43.5%との結果になりました。ペットを失った悲しみを否定せずに受け入れることで少しずつ心の整理ができ、悲しみを乗り越えられるキッカケになる方が多いようです。

グラフ

そのほか、「ペットの遺品を整理する(14.9%)」「墓参り、墓の手入れをする(13.2%)」「家族や友人など、ペットとお別れした経験のある人と悲しみを共有する(12.5%)」などがキッカケとなり悲しみを乗り越えられたとの回答が見受けられました。

まとめ

胸に手をあてて目を閉じる女性

いかがでしたでしょうか。

今回は、アイペット損保が発表した調査結果をもとに、「ペットロス」についてお話いたしました。

ペットと一緒に暮らしているといつか必ずお別れが訪れます。大事に育て、可愛がってきたわが子のような存在を失ってしまうわけですから、何も手に付かないほど落ち込んでしまうのは当然です。何も間違っていませんし、「ペットロス」は正常な心と体の反応です。

焦らずゆっくりとペットとの別れを受け入れることで、「ペットロス」を乗り越えられる日がきっと訪れるでしょう。

「今日は落ち込んでばかりだった」「今日は笑顔で過ごす時間が多かった」。そんな一進一退を繰り返しながら、飼い主さんのペースで心を癒していきましょうね。


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