東京都教育委員会は、15日、商業施設で女性のスカートの中を盗撮した小学校教諭などを、懲戒免職処分にしたと発表。
また、女子生徒2人に、自身の尻を触らせた男性高校教諭も停職処分となった。
性的欲求を満足させるため
東京都教育委員会によると、府中市立府中第一小学校の林貴之教諭(46)は、昨年3月3日に、商業施設内で、自身のリュックのポケットに小型カメラを設置。
施設を利用していた女性のスカート内にカメラを差し向け、太ももを動画撮影した。
林教諭は、東京都の条例違反で逮捕され、その後不起訴となった。
また、林教諭は「自身の性的欲求を満足させるため、複数回盗撮した」などと話しているという。
生徒の人権に配慮
さらに、都内の特別支援学校の主任教諭(46)は、2022年10月ごろから2023年4月ごろまで、勤務校で女子生徒にキスなどをした。
この事案については、「生徒の人権に配慮し、教諭の氏名と学校名を公表しないこととした」と、東京都教育委員会。
林教諭と主任教諭は、1月15日付けで懲戒免職。
懲りない教師
多摩地域の高校教諭(62)は、2022年10月に、女子生徒に対する身体接触で懲戒処分を受けた。
しかしそれに懲りずに、昨年4月13日、勤務校の教室で、女子生徒2人に「私の身体が脂肪だと思っているかも知れないけど、筋肉だよ。触ってみる？」などと発言。
実際に、女子生徒2人に自身の尻を触らせた。
東京都教委は、当該生徒2人に不快感や嫌悪感を与えたとして、高校教諭を1か月の停職処分とした。
