2月29日は4年に1度しかない「肉の日」 極上肉の代名詞?A5ランクの格付にはどんな意味があるのか【Nスタ解説】

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024-02-28 21:27

2月29日は4年に1度しかない「肉の日」ということでお肉について深掘りしていきます。

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お得なキャンペーン 1kg1万2790円の仙台牛が、9208円に!

良原安美キャスター:
「好きな肉料理ランキング」というものがあります(マイボイスコム調べ)。

1位…焼肉
2位…しょうが焼き
3位…からあげ、フライドチキン
4位…カレー
5位…餃子
6位…トンカツ
7位…焼き鳥
8位…ハンバーグ
9位…ステーキ
10位…すき焼き

そんな中、牛肉が、家庭での消費で伸び悩んでいるという事実があるんです。2023年の家計調査では、2人以上の世帯での平均年間購入数量において、いちばん多いのが豚肉(約22kg)、次いで鶏肉(18kg)、そしていちばん少ないのが牛肉(5.9kg)となっています。

秋元里奈さん(オンライン直売所「食べチョク」代表):
ご家庭だと、やはり豚と鶏がすごくよく出ていて、牛肉は、ハレの日のお祝い事という使い方をする人が多いですね。

良原キャスター:
そうした事態を受けて、JA全農では、産地直販サイト「JAタウン」で、「和牛を食べて」という豪華キャンペーンを行っています。

例えば、通常1kg1万2790円(送料別)の仙台牛を、“大決算セール”として、3月18日まで、20%オフ。さらに“和牛キャンペーン”として、29日まで送料を無料としています。

これが29日は1日限り、そこからさらに10%オフ、全部で約4600円分お得な9208円(仙台から東京に配送した場合)で購入ができます。

A5=美味しさの評価ではない

スーパーなどでお肉を選ぶとき、“A5”といった表示を参考にしませんか?
これは、牛肉の格付け規格なんですが、どんな意味を持っているのか、解説していきます。

まずは、アルファベット。
AからCまで格付があるんですが、これは1頭から、どれだけ肉が取れるかを表します

そして、数字。
1から5まで格付がありまして、霜降りの度合い、肉色・光沢、脂肪色・光沢・質、肉の締まり・きめ、などの肉質等級を表します

この規格の本来の目的は、畜産農家と食肉流通業者の公正な流通のため。ですので、一概に美味しさの評価ではないそうです。

秋元里奈さん(オンライン直売所「食べチョク」代表):
アルファベットで表す、取れる肉の量は、枝肉という塊を買って、その後、流通過程に乗せていくために、どれくらい肉がとれるかを知るために用いた。
肉質等級に関しては、それぞれの項目の数字のうち、いちばん低い数字がランクになる。
昔は、サシが入っている5の肉の評価が高く、一方で、赤身が多い肉には、5はつきづらかった。ただ最近は好みが多様化して、赤身が好きな人もいるので、A5=美味しいというわけでもない。

良原キャスター:
それでも、やっぱりサシは特別。山形県尾花沢市には、“霜降り”を通り越した、“雪降り和牛”というブランド肉もあります。

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