地震が起きた際に電気製品による火事などが起きやすいとして、NITE=製品評価技術基盤機構が注意を呼びかけています。
NITEによりますと、地震が起きた際、可燃物が電気ストーブに触れて発火した事例や、停電が復旧した際に電気ストーブが作動して、覆いかぶさっていた可燃物から発火する「通電火災」が相次いだということです。
また、東日本大震災が起きたあとには、携帯発電機を密閉空間で使用し、一酸化炭素中毒のため死亡した事故が起きるなど、災害時に使う製品での事故も確認されているということです。
NITEは、地震に伴う製品事故を防ぐために、▼感震ブレーカーを取り付け、▼暖房器具の周りには可燃物を置かないようにし、▼携帯発電機は屋外の風通しの良い場所で使用するよう注意を呼びかけています。