■パリオリンピック™ 競泳 女子100mバタフライ準決勝(日本時間28日、ラデファンス・アリーナ)
女子100mバタフライ準決勝に登場した池江璃花子(24、横浜ゴム / ルネサンス)は1組で6位となり、決勝進出を逃した。また17歳の平井瑞希(17、アリーナつきみ野SC/日大藤沢高)は1組で3位、全体7位となり上位8人に入り決勝進出を決めた。
準決勝は2組でタイム上位8人が決勝に進出できる。予選と同じく池江、平井共に1組に登場、さらに世界記録保持者(55秒18)のG.ウォルシュ(21、アメリカ)も同じ組に入った。
平井は選手待機所でもリラックスムードで笑顔、池江はやや緊張の表情を見せていた。世界記録保持者を抑えて真ん中の4レーンに入った平井は選手紹介で早めに登場してしまい、少し待つ感じで頭も下げてお辞儀をした。
ウォルシュがスタートから飛び出したが、平井、池江はしっかり付いていった。後半に入り平井はウォルシュを追っていたが、池江は前半のハイペースで伸びがなく57秒79でこの組6位、平井は56秒80で3位に入った。
平井は全体の7位で決勝進出が決定、池江は準決勝敗退となった。17歳で決勝進出を決めた平井は「予選よりもタイムを落としてしまったのと、目標よりも程遠いタイムなのがすごく悔しいので、決勝に向けてもう1回修正したいと思います」と話し、決勝に向けては「端っこのコースではあるんですけど自分の力を出し切ってメダル獲得に向けて頑張りたいと思います」と力強く語った。