![バドミントン志田&松山ペア世界1位からマッチポイント握るも悔しい逆転負けで準優勝【フランスOP】](/assets/out/images/jnn/1046336.jpg)
■バドミントン・フランスオープン 各種目決勝(日本時間11日、パリ)
パリ五輪の会場で開催されていたフランスオープンの女子ダブルス決勝で世界ランク6位の志田千陽(26)と松山奈未(25、共に再春館製薬所所属)は同1位、中国の陳清晨・賈一凡ペアに1(12ー21、21-19、22-24)2で敗れ準優勝に終わった。
1ゲーム目、スタートこそ守りから攻めの形で得点を奪ったが、相手ペアのサーブ場面と配球に中々リズムよくプレーをさせてもらえず、12-21で先制される。
第2ゲームは3-10と大量リードされるが、相手のリズムが悪くなり7連続得点で追いつく。この流れで一気に13-11と逆転すると、相手の攻撃を封じる球出しと、攻めきるリズムで21-19とゲームカウントを1-1とする。
最終第3ゲームは、2ゲーム目の勢いそのままに攻守に相手を上回り連続得点で13ー6とリード。松山の後ろからの攻撃がよく決まり20ー15とマッチポイントを握る。あと1点のところで、勝ちを意識したのか守りでも消極的になり相手が勢いを取り戻し20-20と追いつかれる。最後は相手に振り切られ22-24で惜しくも敗れた。パリ五輪でも金メダル候補の最強ペアに善戦し、試合後には笑顔を見せたシダマツペア。次週も強豪選手たちが多く出場する全英オープンに参戦予定。
※写真は昨年のアジア大会時、松山選手(左)、志田選手(右)