国や地方自治体、企業など230以上の参画団体らが構成する「日本リスキリングコンソーシアム」は、女性のリスキリング推進を後押しすべく、3月8日の国際女性デーに合わせ、「ウーマンリスキリングウィーク」を開催している。
そもそもリスキリングとは、新しい職業に就くため、もしくは今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために必要なスキルを獲得する（させる）ことだ。
日本のリスキリングは、地方と都市部、そしてジェンダー面でのギャップが課題となっている。これまで日本リスキリングコンソーシアムも「女性のデジタルリスキリング支援」を重点テーマの一つとして、「女性支援プログラム」に力をいれてきた。一方、ユーザー調査をしても、成果を得たと回答している割合を男女別に見ると、男性の約7割が、成果を得られていると回答しているのに対し、女性は約5割にとどまっているという。
※日本リスキリングコンソーシアム「リスキリングの成果に関する調査」（2023年11月30日）
このようなギャップを解消するべく、女性のリスキリング支援をさらに強化する為、国際女性デーに合わせて、女性のリスキリングに役立つトレーニングプログラムや就業支援など、新規で登録した女性を対象に、賛同した15団体より、10のトレーニングプログラム、4つの就業支援、3つのトレーニング・就業横断支援など総額約3億円分のサポートを無料で提供する。
例えば、主幹事であるグーグルは、キャリアアップにつながるGoogleの認定資格プログラムを、新規会員（女性）先着5,000名に無料アカウントを提供する。（データアナリティクスプログラムとサイバーセキュリティのプログラムを日本語で提供）
転職サイトビズリーチは、就業支援としてビズリーチの有料のプラン限定の機能やコンテンツの利用が可能になる、プレミアムチケット（30日間限定）を先着5,000名に提供する。
スキルアップや転職などを検討している女性は、この機会に是非、応募してみたはいかがだろうか。詳細は公式サイトをチェックしてみよう。
【日本リスキリングコンソーシアム 公式サイト】
https://japan-reskilling-consortium.jp/
