![【西武】平良海馬 気温7度の本拠地で半袖ピッチング 5回7奪三振1失点「自分のやることをしっかりやっていきたい」](/assets/out/images/jnn/1049679.jpg)
■プロ野球オープン戦 西武ー中日(12日、ベルーナドーム)
昨季チームトップ11勝の西武・平良海馬(24)が12日、本拠地ベルーナドームで中日とのオープン戦に先発。5回77球を投げ、被安打2、奪三振7、四死球2、失点1と好投を見せた。
6日には2021年東京五輪以来の侍ジャパンで欧州選抜との強化試合に先発登板し、2回を無失点に抑えた。昨季チーム最多の11勝をあげた右腕は1回、2奪三振の立ち上がり。2回には2アウトをとるも8番・木下拓哉(32)に138キロのスライダーを捉えられ失点。気温7℃、吐く息が白くなるほど冷え込んだグラウンドでの登板を「寒かったですけど投げていくうちに温まってきた」と途中から半袖でのピッチングを披露した。
今年から取り入れた、新球ジャイロスライダーは「徐々に感触は良くなってきている」と手ごたえを掴みつつある。4回には3者連続三振をみせ、予定の5回を77球7奪三振1失点にまとめた。先発転向2年目、ローテーションの一角を担う右腕は「どこで投げても自分のやることをしっかりできるようにやっていきたい」と開幕へ向け意気込んだ。
試合後、松井稼頭央監督(48)は平良について「真っ直ぐが良かった、順調にきていると思います」と話した。試合は西武が2-1で中日に勝利。本拠地ベルーナドームで初のオープン戦を勝利で飾った。