![【速報】2023年インターネットバンキング不正送金の被害総額87億3000万円で過去最悪 「暗号資産交換業者の口座」に不正送金が半数](/assets/out/images/jnn/1052959.jpg)
インターネットバンキングでの不正送金の被害額が、去年1年間におよそ87億3000万円と過去最多となったことが、警察庁のまとめで分かりました。
警察庁によりますと、去年1年間のインターネットバンキングでの不正送金の件数は、前の年より4442件増え5578件で、被害額も、およそ72億1000万円増えて87億3130万円となり、被害件数、被害額ともに、過去最多となりました。
被害者のおよそ98%が個人で、40代から60代が6割を占めています。
また、被害額の半数にあたる44億1900万円が暗号資産交換業者の口座に送金されているということです。
また、去年9月から12月までの間にインターネット・ホットラインセンターが把握した「闇バイト」に関するネット上の投稿は4411件ありました。
このうち2979件について、サイトの管理者などに削除要請し、今年1月末までに2136件が削除されたということです。