![バドミントン山口茜、世界1位撃破で2年ぶりの優勝へあと1勝 決勝はリオ五輪金のC.マリン【全英OP】](/assets/out/images/jnn/1055325.jpg)
■バドミントン・全英オープン 各種目準決勝(日本時間16~17日、イギリス)
女子シングルス準決勝が行われ、世界ランク4位の山口茜(26、再春館製薬所)は2(21-10、19-21、21-14)1で、同1位のアン・セヨン(22、韓国)に勝利し、2週続けて決勝進出を決めた。2年ぶりのV奪還へあと1勝とした。
山口は先週のフランスオープン決勝で敗れたアンに第1ゲーム、攻撃的なラリーを展開。四隅に打ち分けスピードを落とさずにラリーし、世界1位のアンを翻弄、21-10で先取した。2ゲーム目は一進一退の攻防となり、我慢比べが続く。点を取っては取られての攻防は19-21で奪われ、ゲームカウント1-1とする。
最終第3ゲームは前半から、ロングラリーになり、またも我慢比べ。11-9とリードして折り返した山口が体力で相手を上回り、21-14で1時間22分の激戦を制した。先週、フランスオープン決勝で敗れたアンにリベンジを果たした山口、決勝はリオ五輪金メダリストで世界ランク5位のC.マリン(30、スペイン)と対戦する。これまでの対戦成績は山口の7勝9敗、直近では昨年の世界選手権・準決勝であたりストレート負けを喫している。
また日本勢同士の対戦となった女子ダブルスは世界ランク5位、志田千陽(26)・松山奈未(25、共に再春館製薬所)ペアが2(21-15、21-12)0 で宮浦玲奈(28)・櫻本絢子(28、共にヨネックス)ペアを下し、2年ぶりの優勝に王手をかけた。