復帰から丸4年の池江璃花子、1位で決勝進出「ここまでやってきたからまだやれる」競泳パリ五輪代表選考が開幕

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024-03-17 20:07
復帰から丸4年の池江璃花子、1位で決勝進出「ここまでやってきたからまだやれる」競泳パリ五輪代表選考が開幕

■競泳 国際大会代表選考会 1日目(17日・東京アクアティクスセンター)

競泳のパリ五輪代表選考会が開幕。個人種目の代表内定条件は、決勝競技で日本水泳連盟が定めた派遣標準記録を突破し、2位以内に入ること。すべての代表が今大会で決まる一発勝負の戦いが始まった。注目の池江璃花子(23、横浜ゴム・ルネサンス)は100mバタフライの予選・準決勝に出場し、1位で決勝へ駒を進めた。

この日(3月17日)は、自身がちょうど4年前に白血病の闘病からプールへ復帰した日。当日の朝には当時のトレーニング映像とともに「4年前の自分に伝えたい。ちゃんとパリに行くよって。」「その為に一生懸命努力してきたよって。あとはやるだけ。」と思いを綴っていた。その前向きな言葉の通り、予選は自身の想定を上回る57秒54をマークし、全体2位で準決勝進出。「久しぶりの国内レースで緊張した」と話しつつも、少しホッとした表情を見せた。

迎えた準決勝。1組目に登場した池江は持ち前の泳速を生かし前半をトップで折り返すと、後半は体半分抜け出し、57秒03でフィニッシュ。見事全体1位で決勝進出を決めた。レース後池江は「やってきたことは間違ってない。3大会目の五輪に出場すること。そして世界のトップに戻りたいという気持ちが強くなっているので、上を見据えてレースを乗り切りたい」と語った。朝には4年前の自分へ声をかけていた池江。準決勝を終えて「未来の自分にも"ここまでやってきたんだからまだやれる"と伝えたい」と勝負の決勝へ気持ちを込めた。

2位通過は57秒13をマークした平井瑞希(17、ATSC.YW / 日大藤沢高2年)。今季自己ベストを更新し続けている伸び盛りの高校2年生は「小さい頃から憧れで目標にしていた池江さんが前にいるのは分かっているので共に行けるように、自己ベストを更新してパリのメダルに向けて頑張りたい」と話し、初の五輪代表入りへ目を輝かせた。女子100mバタフライは、18日に行われる決勝で派遣標準記録の57秒34を突破し、2位以内に入ればパリ五輪代表に内定する。

なお、大会初日は2種目(男女400m自由形)の決勝レースが行われたが、パリ五輪代表内定者は出なかった。

  1. 市役所近くの交差点が冠水 周辺は現在も通行止め 付近では断水も 千葉・松戸市
  2. ベランダから侵入し就寝中の女性にわいせつしようとしたか 会社員の男を逮捕 抵抗した女性はけが 東京・府中市 警視庁
  3. 【速報】栃木・佐野で41.0℃を観測 今年の全国最高気温を更新
  4. 俳優・山崎樹範さん・吉井怜さん夫妻 ラブラブショットを披露 「一生この人に甘えて生きる」「一生甘えてください笑」
  5. 【速報】納屋が燃える火事が隣接する小学校の体育館にも延焼 消火活動続く 千葉・我孫子市
  6. ヘリコプターが墜落 2人死亡の事故 運輸安全委員会が現地入り 遊覧飛行後に戻る途中 福岡・柳川市
  7. 【結婚】元AKB48 石田晴香さんが一般男性と結婚発表「これからも感謝の気持ちを忘れずに活動を続けていきたい」
  8. 体操女子、“4人”で挑んだ団体で決勝進出!個人総合では岸と中村、種目別ではゆかで岸が決勝へ【パリ五輪】
  9. フランス人女性行方不明から6年 4か国語のチラシ配り情報提供呼びかけ 栃木・日光市
  10. 危険すぎる暑さで熱中症に警戒 41℃予想も 日本の暑さ記録を塗り替え可能性 北日本は少ない雨でも災害に注意
  11. 【元アイドリング!!!】倉田瑠夏さん 結婚を発表 「まさか皆様に結婚報告ができる日がくるとは」 「感謝の気持ちでいっぱい」
  12. 「ミセスユニバースジャパン2024」日本大会開催 総勢45名のファイナリストの中から日本代表が決定
×