![【西武】平良海馬、5回5奪三振1失点で開幕へ順調な仕上がり「課題を残りのオープン戦で修正していきたい」](/assets/out/images/jnn/1063081.jpg)
■プロ野球オープン戦 西武 3 ー1 広島(19日、ベルーナドーム)
前回に続き本拠地ベルーナドームでの登板となった平良海馬(24)が5回5奪三振1失点の好投。開幕へ向けて順調な調整ぶりをみせた。
この日は「前回スプリットで三振がとれていなかったので、低めにしっかり落とすことを意識した」とテーマをもってのマウンド。1回、いきなり3番・小園にスライダーを捉えられてオープン戦第2号ソロを献上したが「インコースにちゃんとスライダーを投げられていたのでバッターがよかった」と前向きに振り返った。
2回からは、長袖を脱いで半袖スタイルにチェンジ。4回には、この日最速の153キロで4個目の三振を奪った。ランナーを出す場面もあったが要所を占めるピッチングを見せた。
この日自身が良かった感覚として挙げたのがテーマに挙げていた5回に、5個目の三振を奪ったスプリット。「投げている感覚、投げているコース、去年よりもスプリットが落ちているので去年より低めに投げられるように意識できた」と話した。登板後には、おかわりブルペンを実施。「スプリットとスライダーのコースをしっかり投げられるように投げた」と確認作業を行った。
プロ野球開幕まであと10日。「これから暖かくなってくるので、状態が上がってくればスピードも上がってくると思います。去年までよりも先発としての過ごし方に慣れてきた。これまでの試合で見つかった課題を残りのオープン戦で修正していきたい」と意気込んだ。