猫好きさんはもとより、猫と関わった人はいつの間にか猫の魅力に取りつかれてしまいます。そんな猫にどうしようもなく『萌える』理由には、どのようなものがあるのでしょうか。そこで今回は、あげればキリがないであろうその理由から厳選して解説します。
人間が猫にどうしようもなく「萌える」理由とは
猫好きさんは「猫」という言葉を目にするだけで、あるいは耳にするだけで、キュンと胸が高鳴るのではないでしょうか?
なぜ人間は、これ程まで猫に魅了されるのでしょうか。
そこで今回は、人間が猫にどうしようもなく「萌える」理由を5つ紹介いたします。「そうそう♪」と同意していただければ嬉しいです。
1.『ツン』と『デレ』のギャップが良い!
猫には素っ気ない態度をとる『ツン』の要素と、甘えてくる『デレ』の要素の二面性が存在します。
その両者の違いがあまりに大きく、デレデレしてくれた時の愛おしさはインパクトが強いものです。そんな態度の違い(ギャップ)に人々は惹かれてしまうのです。
飼い主さんに従順な犬も可愛いけれど、ある意味思い通りにはならない猫との生活はどこか刺激的で、人間を彷彿とさせる魅力があるのかもしれません。
2.母性本能をくすぐる『ベビースキーマ』
改めて、猫の体つきや顔つきを思い浮かべてみてください。「丸いフォルム・大きな瞳に小さなお口…」どこか人間の赤ちゃんに似通っていませんか?
人には生まれ持った母性があり、猫の体格や顔の比率から赤ちゃんを連想しては、本能をくすぐられるのだそう。
我々人間は、「ベビースキーマ」と呼ばれるこの特徴によって、『猫は可愛い』とインプットされやすいのです。
3.仕草が可愛い!
器用に毛繕いをする様子や、ブランケットをふみふみする仕草などは何度見ても可愛らしいですよね。不思議と飽きることなく、無心になって眺めていられます。
そんな、人間にはない独特の行動がまた猫の魅力なのでしょう。
4.撫でると癒される
気持ちが沈んでいる時や、何となく寂しさを感じる時に猫を撫でるとホッとすることはありませんか?
いつの間にか心が満たされ、前向きになれるという感覚は決して気のせいではないのです。猫を撫でると人の脳内では『オキシトシン』という物質が分泌されます。
別名『幸せホルモン』と呼ばれるもので、その名の通り幸福感が増す成分になります。この現象は猫にも起こるので、スキンシップはお互いの心を穏やかにしてくれるものなのです。
愛猫が擦り寄ってきたら、何も考えずに優しく撫でてみてください。ある意味中毒性がある癒し効果に、人々ははまりこんでいます。
5.心が通じ合う
猫と人間は言葉を交わすことができません。しかしながら、長年一緒にいると心が通じ合うものなのです。
例えば、人間側は仕草や表情から気持ちを推し量ることができますし、猫側も言葉を理解しているような反応を示します。
このように、意思の疎通が図れることも猫に萌える要素のひとつになるでしょう。
ちなみに猫は、声のトーンや雰囲気から、言葉の意味合いを察しているそうです。
まとめ
今回は、人間が猫にどうしようもなく「萌える」理由について解説しました。「確かに!」と共感できるものはあったでしょうか。
猫の脳はその他の動物と比べ、人間脳に近い構造であることが明らかになっています。いわば猫は「本能のままに生きることが許された人」のような存在なのかもしれません。そんな姿がきっと、人間には魅力的に見えて「萌える」理由なのかもしれませんね。
猫を愛おしく思う理由を挙げるとキリがありませんが、どんな個性の猫でも大切な家族の一員であることは間違いないので、一日も長く「萌える」存在でいてもらえるように出来る限りケアしてあげたいですね。
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