![【西武】初の開幕投手務める今井達也が3回2K無失点「向上心持ちシーズンをやりぬきたい」センバツ敗退の母校・作新学院にもエール](/assets/out/images/jnn/1070532.jpg)
■プロ野球オープン戦 ヤクルト3-2西武(22日、ベルーナドーム)
開幕投手の今井達也(25)がオープン戦最後の先発登板で予定通りの3回、31球を投げ、被安打0、奪三振2、四死球0、無失点だった。オープン戦3試合で防御率は0.75と抜群の安定感をみせている。
1回は三振を含むわずか8球で3者凡退に抑え、上々の立ち上がりを見せた。気温8℃と寒い中でのマウンドにも「あまり寒さは気にならず、相手の先発サイスニードさんは半袖で投げていましたので」と笑みを浮かべ、「開幕もナイターなので対策はして工夫していきたい」と話した。「去年よりも真っ直ぐの平均球速が速くなったので、自分としてはよくなっている」と言うように、この日の最速は155キロ。
3回には味方のエラーでランナーを出したものの、後続はきっちりと抑えた。「エラーがあっても踏ん張れるようにそこまでランナーがいても意識せず、堂々と投げられた」と開幕前最後の登板を振り返った。「シーズン1年間、良いとき、悪いときがあると思いますが常にうまくなろうとか、向上心を持ちながらシーズンをやりぬきたい」と意気込んだ。
この日はセンバツ高校野球に出場している母校の作新学院(栃木)が神村学園(鹿児島)に1回戦で敗れた。「起きて観たんですけど、惜しくも負けてしまって。また夏期待して、応援しています」と後輩たちにエール。「ピッチャーの小川哲平君はプロ注目選手ということで頑張ってほしい」と期待を寄せた。