![大岩ジャパン、U-23マリ代表に1-3で敗れる パリ世代・平河悠のゴールで先制も3点奪われ痛恨の逆転負け【国際親善試合】](/assets/out/images/jnn/1070626.jpg)
■サッカー国際親善試合 U-23日本代表 1ー3 U-23マリ代表(22日、京都・サンガスタジアム by KYOCERA )
サッカーの国際親善試合が行われ、U-23日本代表は1ー3でU-23マリ代表に敗れた。25日にU-23ウクライナ代表とも強化試合を行い、4月16日からパリ五輪出場権をかけたアジアカップに臨む。
日本は前半の立ち上がりにセットプレーからゴールを奪い先制に成功する。しかしその後はマリに攻撃の主導権を握られ、ミスから失点を許し1-1の同点で後半へ。後半の早い時間にマリにゴールを決められ逆転を許すと、アディショナルタイムにも追加点を奪われ1-3で敗れた。
マリは既に出場権を得ており、日本がアジアカップで3位以内に入れば、パリ五輪でマリと同組となるため、“前哨戦”とも言えるこの試合。
日本は前半2分、敵陣右サイドでのフリーキックを山田楓喜(22)がゴール前に入れると、相手DFに当たったボールが平河悠(23)の前に転がる。平河が落ち着いてトラップし右足でシュートを放ち、1-0と先制に成功する。
その後は、マリの高い身体能力を生かした攻撃に自陣で過ごす時間が増える日本。素早いカウンターや強烈なシュートをGK野澤大志ブランドン(21)を中心に得点を許さない。
何とか守ってきた日本だが、34分守備に綻びが生じる。GK野澤が近くのDFにパスした所を相手の素早いプレスに合いボールを奪われると、最後はママドゥ サンギャレのボレーシュートを浴び、1-1の同点に追いつかれ前半を終える。
後半開始から日本はFWの細谷真大(22)と染野唯月(22)を投入。フレッシュな2人が積極的にボールに絡み、日本の攻撃が勢いを取り戻す。
しかし、マリに一瞬の隙を突かれる。後半8分、右サイドからクロスを入れられると、同点ゴールを決めたママドゥ サンギャレに強烈なミドルを打たれる。GK野澤が辛うじて弾くが、詰めてきた選手に頭で押し込まれ、1-2と逆転されてしまう。
大声援を受けサイド攻撃で何とかゴールを狙う日本だが、マリの守備を崩せない。セットプレーでも幾度となくチャンスを作るが、フィニッシュまで行かない。
するとアディショナルタイムにも、マリに左サイドのスローインからボールを繋がれシュートを許し、痛恨の3点目を献上。これで万事休す、1-3で敗れた。
■U-23アジアカップ
パリ五輪アジア最終予選を兼ねる。16か国が4チームに分かれ、総当たりのリーグ戦を戦う。日本は韓国、アラブ首長国連邦、中国と同じB組。日本の初戦は4月16日の中国戦。各グループの上位2チームが決勝トーナメントの準々決勝に進出する。今大会の上位3チームが五輪出場権を獲得。4位はギニアとの大陸間プレーオフに回る。
第1戦 4月16日(火) 日本時間22:00 VS中国
第2戦 4月20日(土) 日本時間深夜0:30 VSアラブ首長国連邦
第3戦 4月22日(月) 日本時間22:00 VS 韓国