「悲劇というより非道」国連・グテーレス事務総長 ラマダンに合わせてラファ検問所を訪問、ガザへの人道支援拡大を訴え

国連のグテーレス事務総長はパレスチナ自治区ガザとエジプトの境界にあるラファ検問所を訪れ、改めてガザへの人道支援を拡大する必要性を訴えました。

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国連 グテーレス事務総長
「いまだかつてないほどに人道的な即時停戦が必要となっています」

グテーレス事務総長は23日、イスラム教の断食月・ラマダンに合わせてガザとエジプトの境界にあるラファ検問所のエジプト側を訪れました。

グテーレス氏は食料や医薬品の不足が深刻化しているガザの状況について「門の片側にはブロックされた救援トラックの長い列があり、もう片側には飢餓が広がっている。これは悲劇というより道徳的な非道だ」などと語りました。

そのうえで、改めてイスラエルとイスラム組織「ハマス」に戦闘の即時停止や人質解放を求め、ガザへの人道支援を拡大する必要性を訴えました。