プロ野球開幕を翌日に控えた28日、今季からDeNAの新主将となった牧秀悟(25)がチームとして5年ぶりの開幕白星を誓った。
「(開幕戦は)独特な雰囲気、難しさは感じていますけど、最初っていうのは大事なので、初戦を勝って勢いに乗りたい」と牧。チームは開幕4連敗中と牧の入団以降、開幕戦白星がない。5年ぶりの勝利へ、チームの状態は「特に若い選手がアピールしてチームに勢いをつけてくれているので、すごく良い」という。
“横浜進化”を今季のスローガンに掲げるベイスターズ。ルーキーとして史上2人目のオープン戦首位打者に輝いたドラフト1位の度会隆輝(21)を筆頭に、同2位の松本凌人(22)、同4位の石上泰輝(22)のルーキー3選手が開幕1軍に内定している。「全員戦力になっていると思いますし、もう思い切って行ってもらって、できないところは自分たちがカバーするので、とにかく1試合1試合全力でいってほしい」と新戦力にも期待する。
自身も昨季はチームの4番として、セ・リーグの打点王と最多安打の2冠に輝いた。「チームが勝つためには打たないといけないポジションですし、打線の軸なのでそういうところでチームを引っ張っていきたい。チームを勝たせるために打点っていうところはこだわっていきたい」と今季も主砲としての活躍を誓った。
「今年はキャプテンになってから初めてのシーズンということもあり、わくわくしているのもあればどきどきもあります」。本拠地・横浜で三浦監督就任以来、開幕戦初勝利を届けるため、新主将が先陣を切る。