大谷選手の元通訳・水原氏による違法賭博疑惑ですが、捜査機関の元幹部は「捜査は数年かかるかもしれない」と話しました。
大谷選手の口座からは違法賭博の元締め側に少なくとも450万ドル、日本円でおよそ6億8000万円が送金されたといいますが、現地メディアによりますと、水原氏にはギャンブルによる借金がまだ残っているとみられることが新たに分かりました。
一連の疑惑の調べを進めるIRS=内国歳入庁の元幹部は、「捜査には数年かかる可能性がある」と指摘します。
IRS(内国歳入庁) ドン・フォート元捜査官
「被害額がとても大きく、詐欺としても大規模なものです。カネの動きを調べるのに数年かかるかもしれない」
当局は振り込みなどに関する事実関係を確認したうえで、水原氏本人からの事情聴取も視野に入れているとみられます。