![鈴木誠也、開幕戦を勝利で飾れず「あんまりこれを引きずっててもいいことない」5打数1安打1得点](/assets/out/images/jnn/1074267.jpg)
■MLB レンジャーズ 4×―3 カブス(日本時間29日、米テキサス州アーリントン)
カブスの鈴木誠也(29)は昨季のワールドチャンピオン・レンジャーズ戦に2番・右翼で先発出場し、5打数1安打1得点をマークし、メジャー3年目をスタートさせた。
鈴木の今シーズン初打席は1死、走者なしの1回表。カウント1−1から真ん中高めの直球に手を出し、ピッチャー強襲のゴロに倒れた。第2打席の4回表は、内角の直球を詰まらせ中飛。オープン戦では6本塁打、打率.459と好調だったがここまで快音は聞かれず。
1−1と同点で迎えた6回表の第3打席。鈴木は2死走者なしの場面で、昨季12勝のベテラン右腕N.イオバルディ(34)を相手に1‐0からの2球目を振り抜き、痛烈なゴロが三塁手の横を抜け、今季初ヒットを放った。続く3番・C.ベリンジャー(28)にもタイムリーツーベースが飛び出し、鈴木は勝ち越しのホームを踏んで仲間とハイタッチ。
その後、第4打席で左飛、第5打席で遊ゴロとした鈴木。試合も延長にもつれる大接戦となり、10回裏にレンジャーズのサヨナラタイムリーでカブスは惜敗、今シーズン黒星スタートとなった。
開幕戦を迎え鈴木は「163試合のうちの1試合なので、特に気負いすぎず、あんまり変えないようにやろうと思ってました」と話し、「まあ、たかが1試合なんで、また次の試合もありますし、あんまりこれを引きずっててもいいことないと思うんで、また次しっかり頑張りたいなと思います」と気持ちを切り替えた。