![【ロッテ】プロ6年目・山口航輝「4番で打つことをずっと目指している」新たな取り組みや新婚生活語る](/assets/out/images/jnn/1083614.jpg)
プロ6年目を迎えたロッテの若き主砲・山口航輝(23)が、開幕前に意気込みを語った。
入団以来初めてホームで開幕戦を迎える山口。「4番で打つことをずっと目指している。そこで打てたらと思うけど、僕自身まだまだそのレベルに達してないのでもっと成長していかないといけない。何番でも出してもらったら責任を感じながら戦いたい」と意気込む。
昨年はキャリアハイの115試合に出場し、打率.235、14本塁打、57打点。自身初の規定打席に到達した。さらなるレベルアップを目指し、今年1月には巨人の岡本和真に弟子入り。「バッティング練習を見ていても力感なく強い打球を打っていた。理想としている部分だったのでそこは真似できるように」。考え方や練習、「見て思ったことを取り入れている」と言う。
さらに、今年からは練習前にピラティスも取り入れた。「何か変えたいなというのもありましたし体を正しく使えるように」と始めたが、「毎日同じような身体の状態で練習できている」と効果を実感している。
「去年はレフト方向にしか打球がいっていなかったし、一昨年もライトに打ったホームランは1本しかなかった。もっと右方向に打てればホームランの数も増えてくるし、打率も上がってくる」と今季は右方向への打球を意識。オープン戦で放った10本のヒットのうち、9本がセンターから右方向で、取り組みは着実に成果が表れている。
本拠地で行われたオープン戦は18打数7安打、打率.389と相性が良い。「最初の方はやりたいこともしっかりできていたし、結果も出ていたのでそこはよかった。僕はマリンが一番好きな球場ですし打ちやすいと思う。ファンの人たちもたくさんいますしやりやすい雰囲気でできている」と手応えを感じている。その後のビジター5試合では、わずかヒット1本に終わったが「修正するポイントになった」と前向きだ。
プライベートでは昨年10月に元AKB48・HKT48の多田愛佳さんと結婚。「いろいろとやってもらっていますし、野球で頑張らないといけない。責任感もより一層増している」と話す。食事面のサポートも心強く「寮生の時は球場でしかご飯は食べていなかったが、家に帰って温かいご飯を作って待ってくれているので本当にありがたい」と感謝する。ちなみに、好きな手料理は唐揚げだという。
今季は「ずっと言っている通りホームラン30本は達成したい目標でもありますし、打点もより多く稼ぎたい。あとは1年間試合に出続けたいので、全試合出れるように頑張りたい」と山口。19年ぶりのリーグ優勝を目指して、若き大砲がバットでチームを引っ張っていく。