小林製薬の「紅麹」の成分を含むサプリメントを摂取した人に健康被害が広がっている問題で、これまでに小林製薬が発表している死亡した5人のうち1人が茨城県内に住む人だったことがわかりました。
茨城県によりますと、死亡したのは茨城県内に住む人で、性別や年齢について、県は「遺族の同意が得られていない」として明らかにしていません。
死亡した人は、小林製薬の「紅麹」の成分を含むサプリメントを摂取していたということですが、摂取していた期間や死亡した時期についても県は「遺族の同意が得られていない」として発表していません。
小林製薬はこれまでサプリメントを摂取した5人が死亡したことを明らかにしていて、茨城県が発表した人は、この5人に含まれているということです。
茨城県は「サプリメントの摂取と死亡との因果関係はわかっていない」としています。