石川・能登町で夏祭りの「あばれ祭」準備始まる　復興の願い込めて

能登半島地震から、あすで3か月。大きな被害を受けた能登町では、復興の願いを込めて「あばれ祭」の準備が始まりました。

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能登町の「あばれ祭」は、八坂神社の祭礼で、夏から秋にかけて能登各地で行われるキリコ祭りの先陣を切る代表的な祭りです。

能登半島地震では、八坂神社の本殿など建物への大きな被害はなかったものの、高さおよそ5メートルの鳥居や灯籠が倒壊しました。

今年の祭りは、7月5日・6日に開催することが決まり、きょうは氏子らが鳥居や灯籠の撤去作業を行いました。

あばれ祭運営改善協議会　小浦肇 会長
「夏祭りの、このキリコ祭りの一番最初にやるのが、あばれ祭り。能登全域被災した中で復興の祈願をしながら復興ののろしを上げる」

祭り開催に向けては、資金や宿泊施設の不足など懸念材料があるものの、氏子らは準備を進めています。