![【DeNA】広島に逆転負け 24年ぶり開幕3連勝逃す 終盤に連続悪送球で自滅、前日4安打の度会は5打数ノーヒット](/assets/out/images/jnn/1085561.jpg)
■プロ野球 DeNA 1-5 広島(31日・横浜スタジアム)
開幕2連勝のDeNAは序盤に先制するも逆転され今季初黒星。2000年以来24年ぶりの開幕カード3連勝には届かなかった。
試合は中盤以降1点ビハインドでこう着状態が続いたが、8回に拙守から悪夢の失点で突き離される。3番手の上茶谷大河(27)が先頭・野間にヒットと二盗を許すと、1死で小園を敬遠。ここで4番・堂林にレフト前へ弾き返されると、レフトの佐野恵太(29)がホームへ悪送球。さらにカバーに入ったファーストのオースティン(32)もホームへ連続の悪送球で1-4。
続く秋山にもヒットを許して1死一・三塁とピンチは続き、上茶谷から石川達也(25)に交代するが、坂倉の一ゴロ間にダメ押しの5点目を奪われた。
終盤の失点で反撃の機運もしぼみ、打線は8回、9回とチャンスを作れずゲームセット。
この日先発の大貫晋一(30)は6回69球を投げ、4安打2失点。昨季は右肩を痛めた影響もあり、自己最少の5勝(4敗)に留まった。6年目の今季は開幕ローテの一角として復調を目指すが、この日は打線の援護も少なく今季初登板で初黒星を喫した。
大貫は1点リードの2回に四球とヒットで無死二・三塁のピンチを招くと、田村の一ゴロ間に同点を許し、3回には田中に1号ソロを浴びて1-2と勝ち越されてしまった。中盤は立て直し無失点で切り抜け、打線の反撃を待つ。
打線は広島の先発・アドゥワ誠に対し、1回に宮﨑敏郎(35)のタイムリー2ベースで先制するが、以降は凡退が続いた。
6回は2番手・益田を相手に2死から伊藤光(34)がヒットで出塁すると、続くルーキー・石上泰輝(22)が2打席連続ヒットで一・二塁に。ここで三浦監督は大貫の代打で2年目の松尾汐恩(19)を送った。プロ初打席となった松尾だが初球を打ち上げてしまい、一邪飛に倒れた。
7回から継投に入り、新外国人のウィック(31)は無失点で切り抜けたが、8回の上茶谷が味方の拙守もあり3失点(自責0)。前日4安打のゴールデンルーキー度会隆輝(21)は、快音が響かず5打数無安打、開幕3戦目で初のノーヒットに終わった。